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AAで語る中世ロシア史 幕間「中世ロシアの性風俗」

2012.07.14 (Sat.)
1 名前:夢茶 ◆CJKYxwcPjQ :2012/06/24(日) 16:24:57 ID:Q5c72xXM0
・タイトルの通り中世ロシアの歴史です。
・史実ベースですが部分的に創作も含みます。
・特定の民族宗教への差別発言はご遠慮願います。

まとめブログ 「やる夫之書」様
ttp://yaruobook.blog66.fc2.com/blog-category-81.html

.       /         ヽ  、   、  ヽ        V   /  /!    、     ハ:::::::::::::/ .',
      /    /ヽ   /  !   ヽ   ヽ  ',        i  ! / / イ |  !     !::::::/   }
       /  .ト !  ヽ ノ  ト ト、ト、  !ハ  ハ        '  {/jノ jノ .!  ハ  ト |    |::ノ
      ' { | | 斗─ 乂 ヽ | ヽ!   ヽ | |         ノイ ハrチ卞  jハノ ヽj ヽ|    !      i
      ! | i |      ヽノ  'て卞ミ ! !  '      jノ{   }弋ソ     て示、|    |     ,'
      jハ | ! イちハ      弋ソイ | ト ! |       ヽト、_ゝxx     弋りノ!    ト     {
       } ハ ト、ゝ弋ソ         ! ハノソ.|i        / .人  '    xxxx/   ハノ    ハ
       ヽ jノハ , , ,   、    ' ' ' jノイ | ||       .{ ノ从\ r 、    ノイ /jノ    /ノjノ
        |ヽノr八           イ .| ! | |       .jノヽノ-‐>.._ ,.  イ //   / /
        |  !//ゝ- 、   ‐   ,.<    ! ハ ハ         /{  /    ヽトr'´ノ jノj /\
        |  〈  ´ く 〉≧=-≦ノ ト、  ! |jノ  |        / | {_     Y        ヽ
        |  ヽ   ヽ rj 个、   7 フノ三ヨ`ト、        イ / \.  |         >、
        !/E三ヽ   }ヽ_/ ! ヽ_/ 〃 i   j ヽr‐r‐、 /  レ:::::::::::::::::\ 人      ,.-'´  ヽ
       /   / >‐'´¨!   |    ノ  ,'   / ヽ ! { /ヽ  /::::::::::::::::::::::::::ヽ \___ / /  }
.       '   { ̄    |   |      {   〈  ヽゝト' / ヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ \/ /    |
       |.   |      !   i    匚二コ }    ヽ/ ̄:::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::ト、   イ     イ
       |   .トー‐' ̄ |   |      ヽ  V    {:::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::|:::::ヽ/     /:::|

AAで語る中世ロシア史 第6話「モスクワ大公国」の後に投下された幕間です。

909 名前:夢茶 ◆CJKYxwcPjQ :2012/06/24(日) 14:13:17 ID:Q5c72xXM0


      ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
       ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
        ゙、';|i,!  'i i"i,       、__人_从_人__/し、_人_人_入_人_入_从
         `、||i |i i l|,      、_)
          ',||i }i | ;,〃,,     _) 本編は17:00から投下します。
          .}.|||| | ! l-'~、ミ   `)  なお最後ギリで切れるので、即興で適当にネタ投下。
         ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ   `)
        .{/゙'、}|||//  .i| };;;ミ   '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒Y⌒W^Y⌒Y⌒
        Y,;-   ー、  .i|,];;彡
        iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
        {  く;ァソ  '';;,;'' ゙};;彡ミ
         ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ   _,,__
          ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
 ;;;;;;;;''''/_  / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
'''''  ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
910 名前:夢茶 ◆CJKYxwcPjQ :2012/06/24(日) 14:17:46 ID:Q5c72xXM0
※リアルタイムで書いて投下してます



 ∨/////≧x、_ -―-    `  =ミ _____
.  ∨/////,/           -―<///////,/
.  /ヾ///,/                   ヾ'/////
 /  ヾУ           / /         ∨//       キリスト教が国教となるまでは、
./   /   ,  /    / イ        ∨′
′ .       ′ /   , イ / |  /        ヽ        ルーシには独自の文字というものがありません。
  ノイ    i| / |   ′| | |/i   / i|     ‘,
   |    |斗‐|{‐ |‐-| | | ハ 厶-|       i
   |     jノ 八 i|  、{ jノ }/}ノⅥ  i   |{
 i 八      i    ヽ   \   /´   ′ ′  j八      それ以前のことは、後世に聖職者が書いた年代記か、
 |   ヽ.    | ゝ==≠'    、__, ′ /  /
 | !   \  ト、          ̄´厶イ  /          他国のルーシについて記した記録に頼るしかありません。
i八ト、   !  \{ ヽ       ′  /   }/i ‘.
′ \\ト、 ∨丶     っ   イ /i|   ′ }
´ ̄ `ヽ )ハ/ヽ _ >    ≦  }/ |  / )ノ
      ` ′   TT´7ー)ノ =ミ }/
     ヽ \     | | { /     Y
911 名前:夢茶 ◆CJKYxwcPjQ :2012/06/24(日) 14:20:52 ID:Q5c72xXM0


                   x≦,∧
                〃////∧
              . ///////>'⌒ ー =ミ
            /  ,////,/        ヽ7777777
              .     i//〃           !    ∨////
            /      |//´     / /  |{     ∨//
.           /     レ′   /  / /   八 i   V′    だから「国教となった年」ですら
           ′     ノイ   / _厶′/' ハ |
.        /      __ i|  j/}/   イ /j/ },ハ   |{      988年説と989年説があったりします。
     /      Yr 、 }/ yfチ斧x  }/   メ、i{  八
    ,'        八ゞ{ ´   代うソ    xzュ 八/
    ノイ /   i     ー:.   ,,,,,,,      ヒリ》/ イ \       とくに「聖公」ウラジーミルについては
.    八{ i   ト、 i   ∧         ,,,, /  |
      ヽト、  | )ハ_/  丶     _ ′  ′ |         個人的にはもっと前から洗礼を受けていた、
          \{-‐< \   \   ´   イ    !|
        / /  `ヽ \ ∧` =≦ jノイ  j八        という話があるぐらいに、
        /        i  >}_Y ̄`ヽ /)ノ
      /  /        | イ::::V}   ‘.
.     /   ′       |  廴::{    i{             とにかく初期のスラヴ社会は不明なことだらけです。
    /   i           |  i::::::|  /  八
.   ∧   |           |≧|::::::|≦ミ} /
912 名前:夢茶 ◆CJKYxwcPjQ :2012/06/24(日) 14:25:24 ID:Q5c72xXM0
                                        .  ´   ´ ̄ `  . `ヽ、
                                      /             \  ヽ
                                     /          、          ヽ
                             .         /         ‘.    、    \‘,
  その頃のスラヴ社会を、とある無名の          /        i |   !| !   j{  i    ヽ
                             .     .′       i !| ト、 ヽリ _ト、_ハ !   ト ゝ
  イスラムのお坊さんが見聞録を書いています。           |八{ ∨´ヽ{ }/  Ⅵ   :!|  ‘,
                                  i      ヽ,斗‐ ヽ/ \ 〃斧ミx. |   八
                                  |{ i   i イⅥxュ、′   弋うソ ,   /       i
                             .      八ト、  | | 《 Vじj          厶イ        |{
  名前はあったかもしれませんが                \ト、{ ヽ゛ゞ゚' ,         八     八
                                       i ヽ ハ       ,      イ  `  /  /
  あいにく今脳内ソースで書いてますので             |   ヽ  `     / |_  |i / )ノ
                                       |{     ≧ ‐  r ´ ,, ´ レ'}/
  御免なさい。                    .          八ト、  iハ ト、ハトr<   { ′
                                        ` \{  }ノ_,ノ !i     ノ `  _
                                          , rf ´   ノ{           / \
                                         ′:|i|  .イ`:く{ _____/   ハ
                                         i   {iレ' 廴:/ ∨///,/     /  i
                             .              У   /::::/   `寸/      /   i|


 T `ヽ、
  `i .、 `─、__
   ゙l  ̄`ーァ `──-、
   t、 y-"  _,,r─"
  / _,r-''_" ,-i      ← イスラムの坊さん
  ー-ュ''"  ;__i ''-'┌.、
  「 ──--、__r-゙ |
  r" ─、ヽ、   i┌┐
  |  [ [__]] __y ┴┘
  |   | │`'" _,/|
  |   jノ  __,,ノ |
. ∠`ェイ"___゙"___コ
913 名前:夢茶 ◆CJKYxwcPjQ :2012/06/24(日) 14:28:03 ID:Q5c72xXM0



 T `ヽ、
  `i .、 `─、__          というわけで、スラヴ社会の性風俗について
   ゙l  ̄`ーァ `──-、
   t、 y-"  _,,r─"      簡単に書いておくぴょ。
  / _,r-''_" ,-i
  ー-ュ''"  ;__i ''-'┌.、
  「 ──--、__r-゙ |
  r" ─、ヽ、   i┌┐     といっても、べつに濡れ場なんかないから
  |  [ [__]] __y ┴┘
  |   | │`'" _,/|      下げたパンツをはくようにぴょ。
  |   jノ  __,,ノ |
. ∠`ェイ"___゙"___コ

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エーリカたちが楽屋トークをするようです 第2話「女三人、姦しい」

2012.05.04 (Fri.)
115 名前:匿名 ◆4l1Nwxcz/6 :2012/03/12(月) 20:45:12 ID:NzMXIu3s
今週の木曜、20時から投下予定


出席
・エーリカ
・ルイズ

欠席
・ピュアな子供心とモラル

ゲスト
・3位なビリビリの人
・ぷーんって感じで5mくらいジャンプする人


ちょーっとだけど一応グロ注意報
117 名前:10スレを超えた安価スレはEX板へ移動を :2012/03/12(月) 21:16:53 ID:RvaRWq5M
了解。
でもモラルは出席させたげて!

エーリカたちが楽屋トークをするようです 第1話「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない」の続きです。

132 名前:匿名 ◆4l1Nwxcz/6 :2012/03/15(木) 20:00:06 ID:TuZJZyHQ




                        ____
                     '"´         `丶、
                  /                \
                  /     /     \       \        ┌──────────────────────┐
                /   ,  /       }    ヽ  ヽ ヽ         │みんな、こんにちは                       │
                  /   / /     .:j: ∧:...   ヽ|   l ',.         │地上に舞い降りた天使、エーリカ・ハルトマンだよ   │
              |   │/|     .:::/:/ ヽ:..   |   l::│      └──────────────────────┘
              l /   |/│ | .://:/´ ゙̄「|\ |   |::│
               |'     |/|⌒!.:/  j/  ,__j/_ ∨   |::::|
               |    ´| l八 |/     '" ̄`ヾ }   :|/:j
               | l    |、x==ミ       xxxx ,  .::::j::/
               | l   小 xxx  '        /  .:::::::/                 __
               |ハ    l:ム    rァ   ´}   /.:: .::::::,'                   /´: : :
   ,,_         |ハ.  |::人    ゝ  _ノ  ∠/ :::/:/          __,,  -─'´: : : : :
...: : : : 〈>―- ,,__  ヽ:{\ {::::jV丶、_       イ.::::/|/      xヘ/`'´: : : : : :/: : : : : : :
..゙: : : : : : : : : : : : : : : :>‐-ヘ ∨j/⌒\_>r-<__|∠.__,,...イ⌒>': : :/: : : : : : : :/ : : : : : : : :
..: : : : : : :\.: : : : : : : : : : :.:〈 ̄{ : :く__/ : 〈 `不{   /: : : |‐─1: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '; : : :/: : : :∨ }}∧_/: : : : !: :l: :|: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : :_:__
゙-- 、: : : : : : : \: : : : : : : : : :'; : : :∨: : : : : 〉{{r<: : : : : : :|: :j: :|: : : :/: : : : : : : : : : :>'"´ ̄
    `  ̄ ̄ ̄ `\ : : : : : : : : : ∨| : : /l| ̄l: : :\ : : : : |: ノ: :!: : : : : : : : : :>'"´
           丶、: : : : : : ∨|:|_/: :.||: :.:| : : : : \_:__|,' : : |: :/ : :_>'"´
                丶、: : : ! |:|: : : : :||:C:|: : : (つ : : : i: : : :!:/: Y
                 \ {: |:|^尖^ ||: :.:|: : : : : : : : :/: : : :/: :/



.
133 名前:匿名 ◆4l1Nwxcz/6 :2012/03/15(木) 20:01:06 ID:TuZJZyHQ



                  ┌──────────────┐
                  │え? 私のどこが天使かって?    │
                  │ほら、ちゃんと私を見てみなよ     │
                  └──────────────┘





                       j!               ┌─────────────┐
                      ノj}               │髪の毛の一本一本から――  │
               . -‐=ニ二 ̄ ´ 仆、 )Y.              └─────────────┘
           /         _、 ‐- ..__爻〈⌒ヽ
          /      、.._   \..__ ヽ  Y´)ノ
       / ′        ヽ.><\`刈、 ト、
       ′       _  \ ィf尤 l!ハ!_:::ヽ                                           /`Y
        l|           `Y⌒` えソ  {_)ノ.:ヽ)ノ                                      / /
         j|       爪:::ゝ .. __    |∠二丶                                      / /
        从.       人\:::::::く fこフイ!二二二`ーy―y'ニニニニニ7ー――――――‐r―――‐ ´   イ
.         丶        `Tへ(⌒_`7 //ニニニニ/ニ/ニニニニニ仁ニニニニニニニニ`TニニニT,   ヽ}
            ` ーッ刈、ト、从-‐=ニ仁l//二ニニニ/ニ//ニニニニ/二二二二二二二二二二二ニ/   j!
                     У//二:l/二ニニニ/ニニニニニニニ孑≠===< ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ,ィ l
                |!///二二二二二二'ニニニニヽ.  /二二二二ニ\          〈_/ /││
                   {〔____/ニニニニニニl仁二二ニニY二二二二二二二ヽ.___      〈_/  ││
                《 ̄ T´二二二二二ニ|!二二二二二〉二二二二二二/ニ7              l_ノ
               〃`Y仆、二二二二二ノjニニニニニニ ̄`ヽ二二二/二/
                 // / /二\二二二二二二二二ニニニニノ二二/ニニY
.                ゞィ_/二ニニニニニニニニニニニニニ/二ニ//仁ニ/\



.
134 名前:匿名 ◆4l1Nwxcz/6 :2012/03/15(木) 20:02:06 ID:TuZJZyHQ



             /:::::::/:::::::::::l|::::::l:::::::::::::::::::';::::::::::::::::ヘ    !::::::::::::::::::::
            /:::::::/::::::::::::::l|::::::l::::::::::::::::::::::';:::::::::::::::::',    !::::::::::::::::::::
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            /:::::::/:::::::::::::::::::l|::::::|::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::i    !:::::::::::::::::::
          /::::::::/:::::::::::::::::::::l|::::::l::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::i    !:::::::::::::::::
        /ー::::: /::::::::::::::::::::::::|l::::::l::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::」   !::::::::::::::::     ┌─────────────────┐
         く    ̄ ̄ ̄ ̄`工´工` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   〉   }:::::::::::::::: .       │――脚のつま先に至るまで         │
          / \      /     \        , '´ 'i   j:::::::::::::::: .       │私の全てが純粋で純潔で純麗でしょ?  │
        j   \  /\       \     , '´   {   〈::::::::::::::::.       └─────────────────┘
         i     `´   \  ___ / ` ー'´         i   `ヾ:::::::::
       j             ゙ヽ   /´             i      レ‐''
       !            {゙ ̄ {               i     }
       i              i   !                i     i
         i               i  {                  i     { 、
       !               !  }             !     ヽヽ




                 ┌────────────────────────┐
                 │ん? ここはつま先じゃなく脚の付け根だって?         │
                 │これはあれ、不自然に挟まれるサービスシーンっていう  │
                 │今流行りのやつだから気にしないでー            │
                 └────────────────────────┘




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135 名前:匿名 ◆4l1Nwxcz/6 :2012/03/15(木) 20:03:06 ID:TuZJZyHQ




                ,  '    ̄   '  ,
.              ,               \           ┌─────────────┐
            /                  ヽ          │誠実で篤実で情実な天使と    │
.           /    / /    ,   ヽ   ,  ,          │純粋で純潔で純麗なこの私     │
           /    //   ,   /   , ハ   i   ,.          │ほら、同じでしょ?          │
          ,     レ   /  /   /∧ i    i  }          └─────────────┘
          i /   i   / //  //  ', i   i  i
          ! /   i ,∠/_///  /!/__ ',、i!   i !
          V   レフ/ ̄≠ / 7´ ̄ ̄`',トi!   ! i
           !   !   __ //  /  ̄__   i! i!  V           ┌────────────────────┐
          i    ! ,r===゙     ≠==ュ, !   i              │まさに完全に一致、シンクロ率400%!       │
.          i i   !                /!  !i.             │最強のフュージョン、悟空とベジータ状態だよ   │
           i i!  ト  :::::::::   、    ::::::::: /ソ  ノi !               └────────────────────┘
           i!ゝ、 i! 、     __     //i! // レ
           i!  ヽ!ヘ 、    ー─ '   /  i/
                  ,_ 、    , イ_
                 /::/ _ ー _ -' !:::、             ┌────────────────────────┐
                /:::\  7ヘ   /:::::ヽ              │融合後の名前は「エンジェル」の「エ」と             │
         _ =====,-:::::::::::::::::::V、 i ヘ /::::::::::::::::::ト==== _       │「エーリカ」の「ーリカ」を合わせて『エーリカ』とかどう?   │
         /::======::::::::::::::::::::::::イ -ヘ::::::::::::::::::::::/=====::::,       │これ以上ない完璧な名前だと思うなぁ              │
.        i:::ヾ:::::::i::::::ヽ::::::::::::::/::!::::::!:::ヽ:::::::::::::/:::::::::!::::::i:::::i     └────────────────────────┘
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“エーリカたちが楽屋トークをするようです 第2話「女三人、姦しい」”の続きを読む

やる夫が正史を書くようです 第二十一回 後編

2012.04.21 (Sat.)
292 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/06/20(日) 21:48:11.47 ID:ANs8zQQo

              _,,,..-.ー.─.-.-....、._
         二ヽ,,..::"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:..、
       /::::::::``:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
       /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::ヽ
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::ヾ:::::\:::::::::',
     /:::::::::::::::i:::::i!::::::::::::::::ヾ:::::,,∠,、 _:::::\::::\:::::',    「やる夫が正史を書くようです」第二十一回後編だ。
     i::::::::::::::::!:::::i i:::::::::l::::::::イ\\\:::::::::\:::\::',
     l:::::::i::::::::!::::i,,ゞ;::::::::i:::::::::l  >≧r、\::::::ヾ\_::>   このスレの>>1は投下中、
     l::::::i!:::i::::l;/i ._,,\::::!、::::::l   辻ヾ〉 \:::ヾ)::::>   レスに応じる事はないからよろしくな。
     i:::::ハ::::|::::l:::i〈`(ヘ\! \:',   ゞ-′  ラ∨/"´
       l:::i l:::|::::lヾ、 弋i;) ヽ  \      ┌::ソノ      遅くなったし、早い所始めるか
      ∨ l::::l::::l:::\ "           ヘ::::/
         \|\!\  ′          ∨
          ヾ ヾ 、    ‐-    ,   ゝ、
              `  、      , ′  /  \_
                  ` ー <  /´    /::::: ̄`ー-
                   _ノ´∧_∧    /::::::::::::::::::::::
              :::::´ ̄/ /〈::ヾ∧    /:::::::::::::::::::::
              :::::::/  / ノ::::〈 ヽ  /::::::::::::::::::::
294 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/20(日) 21:50:04.60 ID:clQNciMo
まってますた

やる夫が正史を書くようです 第二十一回 中編と おまけ「びっくり人間大集合」)の続きです。

293 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/06/20(日) 21:49:04.81 ID:ANs8zQQo
【紀元234年8月 魏 雍州 五丈原】




                    _、       _ 、         _          __,, 、、
"  ̄ '''' '- ァ- ― ''''  ̄ "''、‐"~  "トィ '' "゙   '' "'ー゙"''ィ' " ̄'  "―''''""゙゙ ̄''ー'、 ,, 、"、-'"
 " '' 、 / '' """ '' "" '、"" ''r '"ヾ ' "" '' "r ´ ' "" '' "" ' " ' "〟ヾ   "゙ " ;
 " '''  "" "  ゙ "゙ "゙ " " '' "" ' '' "  "゙'' "  "゙'' "  "゙'' "  "゙ "'' " ,,  、
'' " _r、 "_  ゙'' "  "゙ ;_; ' 、 " _ '' "'' "  " '' "  "゙ '' "  "゙ '' " " '' 〟,, ; ;"゙"
/"''ー、―;;'"、"、 _ァ―、;;";;、 "'''、,,、―~;;"'';;,ァ―、;'''"'"'';; --、_,―;;"'''-、'";;;、ィ ニ ; ̄`ァ―、;;"'';;、-ニ
 ,―、" ̄ヾ";;"、、-< ̄`,―_ ̄;;"''、、`-ニ_;;";;、― l;;";"";;,、  ;;"、 l―‐i  l ̄ ̄l ̄F―_,,,, 、、、、 -
,/ ̄/ヽ ;;;"ミ ;;"/  ̄lヽ ―' 、_,/  ;;、ヾ''";;、/ ̄丶;;"''"、_ ,,,,、、、、 ---―‐'''''"" ̄, "  ;; 、
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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }       諸葛亮が死んだ時、彼の死を知っていたのは少数の人間に限られた
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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295 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/06/20(日) 21:51:57.33 ID:ANs8zQQo

        , -―- ,
       /       `ヽ
     / 〈V         ',
     |  y   /l  ハ ,
     |  /  /刈/! /イ∧!
     レ f^レ^Trテ  fチ!  |          費禕。
     | トイ! '''`   ` ''i  j
     |lイl |f>、__^_, イ            とりあえず魏延の所に行って、
      j川仏rヘ、{ト仆!            全軍撤退する旨を伝えてきて頂戴。
     f⌒ヽi>、__ ノi|Ⅵ`ヽ
    |  ⊥、 \|/`ヽハ                             ・ ・. ・ .・ ・
    ∨  く ̄j、  >'^ヽ_\        分かってると思うけど、これは丞相の考えよ?
      l∠イ⌒ヽ>'  rュノ- i>}
        |     , <_   jイ
        `r―<i   「l

蜀 文官 楊儀
                                              |    |    ;   /-┤ |    ト、     |  
                                              |    |    |  / ̄ ̄| |    |┤  | l  
                                              |    |    l /    | ト、   j`∨   | |  
 楊儀さんの考えは分かりますが、                       |   _|  | Ⅳ  __., `∨  \/  ∨ | l 
 それなら楊儀さんが直接出向いて、                     l  f|  l {r==ミ、     _    } /  ; 
 魏延将軍と腹を割って直接話し合った方が良いのでは?        |   ヽ!  ヽ|          r=ミ、/ /   | 
                                            |  /| l  ∧ ""     ,   ,,, /レ′  |
 そうすれば魏延将軍も意気に感じて、                  j/ 八    ハ    ,_      ハ   イ  !
 撤退に応じてくれると思います                      /    ∧   ハ   ー┘    イ   { | |
                                        /     / ∧   ∧ 、___ <:! |l     | ! ∨
                                       /    _ ∠ -=∧   ハ   人_|」_|l_    }/ /
                                      /   /:::::::::::::::ヽ、∨  l   { /`ヽヽ:::}    /
                                     /   /:::::::::::::::::::::::::::::∨  |\__ノ   /:/::::l   イヽ
蜀 文官 費禕

───────────────────────────────────────────────
   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }       まず、諸葛亮の両腕とも言うべき、楊儀と費禕
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────
296 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/06/20(日) 21:52:44.04 ID:ANs8zQQo

  / : :.:/: :/: :/: : : : :i: : i: :i: :|㍉:ヽ: : : : : : : : : : i
  /: :/V: :/: :/ : : : :.:/: :/: :j: :|  ヽミミ:、: : : : : : : |
  i : :∨: :i: :∧ : : :.:/: ;イ: :/: :ハ   iミ、ミ\: :/ : : |
  | :i: :| : :|⌒ヽ、 :.:/ム=≠―メ  ヽ: \ミY:.: : : |
  |:ハ:|: :ハ≧=ミ、ノ  ムイ≧=ミ、  ヽミヽj:.: : : :|    
  |{ ヽ: :代}.,)i}ヾ     イ.,)::i}`ヽ   iミ;/⌒i: : : |    .イヤよ。
  ヾ  ∨.:|弋リ       弋:;リ 〃   レ′ノ }:.: : |    
     i :.:i "'  ,       ¨´,,      ´ ノ: : : |     だいたい私は撤退に向けて指揮とらなきゃいけないのよ?
     |.:八            ´    ,イ´: : : : 八    
     |∧ ヽ   _         /: :|: : : : :/i  \  それにあなたは魏延と仲悪くないし、
     || .i: : :\  `       ,   i:.: : :|: : : :/ :|   ヽ .あいつもあなたの言葉なら聞くんじゃないかしら?
     || .|!: : : :|`ト.、_ .  <   |: : : |: : : : : :|
     リ 八 : :.:|Vバ 「         八 : :|: : : : : :|
      / :ハ_斗´  \     /  \j : :∧:リ
  ,..-―‐´ ̄ ,/     >v<´    / ̄ ̄`ヽ、               /
∧ . : . : . : :八     /   !  \   /. : . : . : . : >.、            /
                                       /  / /|    i             i
                                       ,′  / 」     i、            |
                                        | i  i彡ヘ   ミヽ         i     |
                                        | i  |   八i   |ヾV   !    |      |
                                       V八 j.ィ=ミヽ{\ |- ヽ |   |  i  i  |
     そうですか。                           Ⅵヽl《 rし}   ヽィテ㍉ }ノ   | ノ ノ
                                         | ハ ゞシ     rしハ | ノ  |く     八
     それならご期待に沿えるよう努力しましょう          l'  i"  ,     ゞ゚シイ   l ノ  ー=ミ \
                              .            i 人    __   '' |   八      ヽ \
                                            i     ‘ー '    .イ  /i::::::ー==ミ.    \
                                           i     /ヘ.._ ...イ 」    |::::::::::::::::::::::::ヽ    
                                          i  i  〈:::::::::::::::x仝xノ    |::::::::::::::::::::::::::::::\  
                                         i  i   }:::::::::::::::/ハ'    ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
297 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/06/20(日) 21:54:18.33 ID:ANs8zQQo

            .: :.:.:.:.:∧∨ : : : :/: : : :/.: .: ,:. : : :l: : :.|`ヽ: : : : : :.ハ
        /∧ .:.:.:..∧∨.: :./ : : :,イ : : /: : : : l.: : :|  V : : : : : l
        ,'/ /.:.: /.:. :.V: : イ: : : :/ !: :./!: : ::/リ: /!:l   }: :i.: : : :.|     .姜維。
       i l /:.:.:/: ∧:. :. :.∧: : / |: / |: : / ,' / jノ _, j: :l.: : : :.|      
       |:l/: :.ムイ: :l: : : :i `jル‐-.」/__」: / /:ムィf爪x、 「, |: :.}: :.|     丞相が亡くなって哀しいのは分かるけど、
       レ: :./: : :jノヽ: /: | ,ィ'て汽ミx / j/ 'んハ }i リ : : ∧: |     泣くのは後にしなさい。 
      /: : / : :.∧ j∧.:.l 〈  んハ j/     う'ツ ' レ': :/  i:.|      
      ⌒了: : : :/ : \  V    ゔソ          ^ ,、 「: :〈  jノ     私たちにはやる事が残っているわ。
      _ノ: /⌒ヽ: : `「:人  '""         '       八: :|`ヽ       
     `¨7⌒ヽ、  \:l: : : ヽ      ,_ -=r     厶イ.:l/  ',     .万が一の場合はあなたが頼りなのよ?
       / 、   \   ヽ∧: :}\     (:::::: ノ   , イ l:| V   {      
     {      ハ   jノ  >    ̄´ . < / jノ      ¨7
      」        ',   ‘,    \` 7    }  /       {               _ __ __
                                                /´    .:.:.:.::::::::::ヽ
                                                 l``ー-- ---- 一'1
                                                 L_ __ __ _ |
                                              〈こL_ __/ _// _,ノ::7
                                       .       ヽ     .:.:.:.:.:::::::,::;イ
                                                /.:::T:.;:ー-----‐:.:i::::|
                                                 i.:.::::l::-‐'、.::ヽjー-、|::::!
                                                |.:::::lヾ不` ``ネネ7::::,′
                                       .         ト、:::::、  _'_  , イ::/
                                                ヽN>_-_<ィイ/
                                       .         , ィ  ,r‐ 6-、``T :、
                                       .        /.}j  <_,ィ介ト、_> i {::ハ
                                       .         /.:::}j   |:!^}|:|   | {::ハ
                                               /.:;.:::〉.  !:| j}!:|   |〈::::ハ
蜀 将軍 姜維(字:伯約)

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .そして、生前諸葛亮が可愛がり、遺言で大任を任された姜維。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j       おそらくこの段階では、彼ら三人ぐらいしか知らなかったはずだ
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────
298 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/06/20(日) 21:56:16.18 ID:ANs8zQQo


        / ̄ ̄\
      /       \        ___
      |::::::        |     /     \      最高指揮官の死を秘匿するのは仕方ないにしても、
     . |:::::::::::     |  / ⌒  ⌒  .\     魏延は諸葛亮の死に目に呼ばれていなかったんですか?
       |::::::::::::::    |/  (●) (●)   \
     .  |::::::::::::::    } |    (__人__)     |   仮にも蜀軍の先鋒を担い、
     .  ヽ::::::::::::::    } \   ` ⌒´     _/   かつ諸葛亮の遺言でも殿軍を受け持つよう言われたのに……
        ヽ::::::::::  ノ   |           \
        /:::::::::::: く    | |         |  |   
-―――――|:::::::::::::::: \-―┴┴―――――┴┴――  どうも丞相の側近しかその場にいなかったみたいだお
         |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)

299 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/06/20(日) 21:57:21.18 ID:ANs8zQQo

      __     ━┓
    / ~\   ┏┛
  / ノ  (●)\ ・
. | (./)   ⌒)\            変な話ですね。
. |   (__ノ ̄   \          
  \          |           蜀軍における魏延の地位と実績を考えれば、
    \       /           姜維より先に撤退命令を託されても不思議ではないと思うんですが……
.      \  ⊂ヽ∩          
      /´    (,_ \.         諸葛亮の遺言を聞く限り、
       /       \. \        魏延を放置してでも撤退しろと言っているようなものですし
      ./   /       |. \ソ       .
    (  y'      .|

                                                      ____
                                                    /      \
                                                   /─    ─  \
  全軍撤退自体はしょうがない話だお。                        / (●)  (●)   \
                                                 |    (__人__)      |
  丞相不在で蜀軍の士気が落ちるのは目に見えてるし、              \   ⊂ ヽ∩     <
  下手に交戦して万の兵を死なせるわけにはいかないお               |  |  '、_ \ /  )
                                                   |  |__\  “  /
                                                   \ ___\_/
300 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/06/20(日) 21:58:41.27 ID:ANs8zQQo

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/     .問題は、楊儀や費禕に魏延の説得ができるのかってとこだお。
|       (__人__) l;;,´|
./      ∩ ノ)━・'/      立場や経歴から考えれば、魏延に命令を下せるのは劉禅様か丞相くらいだお。
(  \ / _ノ´.|  |       
.\  "  /__|  |       .丞相は二人の器量を見越して、状況次第で魏延を切れと言ったのかもしれず……
  \ /___ /

                                                      / ̄ ̄\
                                                     / _ノ  ヽ、_ \
                                                   . | ( ●)(● ) |
  「命令を拒否するなら敵地に置き去りにしてしまえ」ですか。               .|  (__人__)  │
                                                     |   `⌒ ´   |
  そうすれば魏延も撤退せざるを得ないと考えたのかもしれませんが、       .  |           |
  あまり良いやり方とは言えませんね。                          .  ヽ       /
                                                      ヽ      /
  これでは魏延の立場がありません              .                 >     <
                                                      |      |
                                                       |      |

    /.:.:.         \
    /:,:.:.:  /   ヽ    \
   /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`
  /!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ
 /イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }
  N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j
   ヽム:.} ii;_j    ii;リ ル iレヽ        ……事態は、諸葛亮の思惑の斜め上を進む
      `ヘ:ゝ   _     小/   
        ヾ:{>、 _ ィ<}/|/   
    _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_    
  /| l:|   | ===|   |:l゙ヽ
  /  | l:l   l     l   l::l l   
  l  ヽハ    l    l  //  |

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やる夫が正史を書くようです 第二十一回 中編

2012.04.21 (Sat.)

やる夫が正史を書くようです 第二十一回 前編の続きです。

873 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:17:10.52 ID:.0tsvuko







                 ――琅邪の海の遥か東に、神仙の住む島があると云う









'"                       _...:;;:''"                       ,.;:.,..,;:;:;:,.,._, ...,,,...,,,,,,,
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874 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:18:53.71 ID:.0tsvuko
'"                       _...:;;:''"                       ,.;:.,..,;:;:;:,.,._, ...,,,...,,,,,,,
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--- ──ァ- 、
     /:.:./::>、
   /:.:.:.:/::/_ノヾ         徐州を離れるからには、もう一度拝んでおきたいと思ったのですが……
,   /:.:.:.:/''´  0′',
:\{|:.:.:.:.i}      レ^)       今日はさっぱり見えねぇですぅ。
::l:::{|:.:.:.:.|}       〔
::l:::{|:.:.:.:.|}      人_) \ -、  この海の美しい眺めで我慢しときますか
::l:::{|:.:.:.:八    /     (__丿

徐州の少年 諸葛亮(字:孔明)
875 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:20:26.38 ID:.0tsvuko

            , --- 、
       ,. -一'´      `ヽ、_
      /             `\
     r'´                 ヽ
     ノ  ,.ヘ、   ,. ‐'^ヽ、         l
    (.  /   /'l,ィi ´      ゝ      |
   ノ ,'   |l |l \、     ヽ     ヽ
   (  |    l' ヽ、 `'ー   _(      }
   ヽ. |´`==。、  ー=='。、  } ,r‐、  ノ
      )|.    }        { {,r‐.| 〈     我が弟ながら酔狂な奴だ。
.    ヽ|    ノ         } } ;,リ  ノ
.       |   !._        ル'_ノ <´      あんな物を見て何が楽しいのか?
      l.  `__         |_,r'´
       l   ヽニニ二)     |        .ほら、行くぞ! もたもたしていると叔父上に置いていかれるぞ
         ヽ   ー    /   |
        ヽ.     _, ‐'´  _|、   
         「l`T 「 ̄ ̄ ̄    |
         |.|| ̄|       │

諸葛亮の兄 諸葛瑾                                   _ -―´ ̄ ̄ ̄`ヽ、
                                               ,/ ,===''⌒''== 、、
                                             / ,=          ヽ
                                            /  ,='  _  ∧_ _,,
                                           /,,_ {i ,~ ~  /´ ハ^、_
                                             ヽi} / /   / ヽ_/ ヽ__,,\
   右も左も盗賊跋扈、                              { | _|__,,/ /  ̄ \ヽ
   薄汚いチビ人間だらけの徐州の景色を眺めるぐらいなら、       ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ
   海の方がよっぽど綺麗ですぅ。                        |`、ヽ.__ノ    ヽ-‐' _/
                                       r"      | |{i t    _     / |
   ま、驢馬に人間の感性は理解できないでしょうが     (   =‐'  | | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
                                       ゝ-'     // i} / }-‐斤ヒl、__| l| |
                                         r、   //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
                                        __ゝ |i}^V'' __/  }}  ハ  {{ |
                                        ヽ  ノ'  `j    }}  /X |  {{  |
876 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:21:58.09 ID:.0tsvuko

    な
    ん

     (
     (´ (((/⌒,>
 だ   (/"、/^ 了
  っ   〉7  ̄’u リ6)
 て     ヽ_,  i ゙''
 ?     ヽ ̄ _/_
          ̄「lll| E
        /゙'' ̄;;;;;;;                                      __
       ,r'⌒ヾ、´ ̄\                                    ,ィ:´:l  l`ー、
      |    ゙i                                       ';ム: l  l  _ゝ
                                                ノー/l .//: i
                                                  ヽ_///: : : : l
                                                  / ∧: : : : :',
    最近思うのです。                                     / /ノ:::ヽ: : : :ヘ
                                                 i/l!:::::::::',: : : :.ヘ
    こんなクソみたいな乱世ですが、                         リミリヽ:::::ノ: : : : :.ヽ
    この海の景色みたいに綺麗な物もきっとあるはず……              /::|リ::l!::l:::::::〉: : : : : :ヽ
    周りは薄汚くても孔明だけはまっすぐ綺麗に生きたい、と。        /::::::::ノ::::l::::∧: : : : : : : :\_
       .                                         /==彳::::::∨::::ヽ、_: :‐--:、__:ヽ
    できれば孔明の手でこんな乱世を終わらせ、              /:::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐:二_ー--、:`ー、
    国を建て直して民を救いたいもんですぅ                 /:`ー-、_::::::::::::::::;ィ-‐ゝ、: : : `ー-、-'´
                                           /:::::::::::::::::`ー-‐'´:::::_,、ノ、:`ヽ:ヽ:.ノ
                                          /ュ、::::::::::::::::::::::::::::、_::::ハ)ヽ: :ヽ: ヽ:.ノ
                                           ̄`テ=ュ、__:::::::::::ヽ二:ノ)、:):_,、)ー'
                                                ̄`テ==キ ̄
877 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:22:43.06 ID:.0tsvuko

   γ⌒ ⌒ ⌒ヽ,
 γ         )
  )   /⌒\ /ヘ (
 (   /     )))  | )
 (  /   へ,, /^ |)    志を持つのは結構だが……
  ((| レ, ,, ̄’  ̄’〈
   )( {_{    」〉 |     その前に実の兄を驢馬と呼ぶ、そのふざけた性根を……
   ヽそ  ⊂7 / 
    | \__´_/  
   | ̄ ̄l^T^l|  
                                                      _ -- 、
                                             ス        入    _>
                                             タ        /:::/トイ::::|
                                            タ      /:::/:::|::::|:::::|
                                           タ     /:::/:::;イ:::::l:::::|
                                           タ    /:::/:/:.!::::::l:::::l
     さ、さーて、叔父上の所へ急ぐのですよ!!              _∠ニフ': : : :.',::::::l:::::l
                                           r┬':仁二): : : : : : :Y二二)
                                           └ハに二Y ー-: : :_:_:_`フイ
                                             `}\:.)ノ: : : : : : : : :└rう
                                             ⌒'7辷_┬┬┬イノ))
                                              / // / //⌒⌒´
                                            ' // / // /
                                            // / / '
                                        .   /
878 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:23:11.25 ID:.0tsvuko

               ,.ィ"/,. ィ'":.:.:.:\:.:`丶、
             / / ,:":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.\
            / ./ /:.:./:.:.:.:.:.:.:.|:.:ト;.:.:l:.:.:.:.:.ヽヽ
          /  / /:.:./:.:.:.:.:.:.:.:/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
         く   ,'  l:.:.:.:l:.:.:./:.:/ ´`ヽ _  三,:三ー二_
           ヽ、.」  l:.:.:.:.l:.:.l ノヽ--/ ̄ ,    ` ̄ ̄ ̄ノ( ̄ ̄ ̄ ̄
             /:.:.{  !:.:.:.:.V }  ...|  /!     ノ(   ⌒
            /:.:.:.:{   ヘ:.:.:.:\}`ー‐し'ゝL _   ⌒
           /:.:.:.:.:.{   ,イ_ヽ..`..ヘr--‐‐'´}    ;ー------------_       修正してやる!!!
          /:.:.:.:.:.:..{ r-,.‐-.、>、ヽ..`ヾ-:-‐'ーr‐'"   
        /:.:.:.:.:.:.::.:.{ {l: : : : : :.:.!{,〃゙Yニ - _ュく{.   } 
.      , ':.:.:.:/:.:.:.:{ /:|:.: : : : : :ヾ,ヽ='ィ、ニ. r.イYヽ   }     親父にだってぶたれたことねぇのに!!
    , ':.:.:./:.:.:.:.,イ/:.:.|:.:.',: : /: : : \/ !  / /{:ハ.  }. 
.  , ':.:.:/:.:.:.:.:./ /:.:.:.:!:.:.:.∨: :_:_: : / l   ' .,'イ: : :!  }. 
 , ':.:./:.:.:.:.:.:./ ./:.:.:.:.:.!:.:.:/: :/r =7     ,'.フ: :ヽl   }Y
879 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:24:19.76 ID:.0tsvuko
                                                .. ..: ,,.::..,.,,::,;;::,::,,;;,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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                                                  ..;.: ..,,:;:.,,;:;.:;.;.:;::,.:;:;.:;:;:;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                       、              .. .,..::,:,:,,;:;::,,:;.:,,;:;:.:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                                         .,.,,....::;:;;.,:;:;;.,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;
                      ―― あれから随分と時が流れた .         ..  . .. ..  .,,.::.:;:;;:.:;,;;:;;;;;;;;;;;;;;;
                                         .. ., ..  ..:.  .    ..  ,,..  .,...,,,..,,::.:;:.:,:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;
                                    ..  .   ..       ,    .. .. .,,.. ..;:..,,.::;..,,;:.:;.,.;:,.:;,;;;;;;;;;;;;;;;;
                                           ..  :;;  :; :::.. .,.,,.;.:;..,:.:;..:.,.:...,.,..,,.:.,:.,:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                                .. ..: ,,.::..,.,,::,;;::,::,,;;,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                            . :;;  :; :::.. .,.,,.;.:;..,:.:;.:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
880 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:25:18.27 ID:.0tsvuko

                                        i                  ヽ
                                       /        ,.-.、r.、          ',
                                     r'´       ,. '"    `''‐.、  ,.、  l
                                     ヽ      /        ノiヾ´ ヽ  ',
                                      ';      'ri ,.-- 、,,_ ´ ! l'   i   i
                                      /   r-、  {.    -t;;ェ-"ヽ  ,.-_--、! /
                                      ヽ   i "i i l          |. 'ー'` .i ノ
    ―― 孔明、お前は今でも                  .ヽ  ', r' i |          i   l.i
                                        ',. ヾーl l          ,ゝ  .l,'
                                        ヽ、 `!ヽ !       __     ;'
                                            `!  ヾ       ,,,,, `  /
                                        ,.-_、|  '; \         /
                                         !  `''ー- _!  `' 、       /
                                         !     | n'i  `ー‐r‐ 'ヽ
'"                       _...:;;:''"                       ,.;:.,..,;:;:;:,.,._, ...,,,...,,,,,,,
.,;: _...                    .,.,;:;:;:,.,.,_                 ,,,......,,,,,;:;''"''':::..
       __,、--‐-、_
     ,.ィ':´:l  ※  l  `ヽ、
   /: : : : :l     l!.    \
  ./: : :i: : : l  ※  l!      ヽ
  i!: : : l: : : l    .l l!      ヽ
.  i!: :l: :.l!:l: : l ※  l‐-、_      丶
.  i!.l:.ト、:.l:l:.l: :l    l: : : :. ̄`ー―-、ゝ
.  i! ヽ!ヽ!:l:.ll:.:l .※ l: : : : : : : : : :|
  i! `l`ヽ!:l: l:l   l: : : : : : : : :.:l
.    ゝ i!l/:l .※. /: :l: : : : :.: : :l
      \i!i!l   l: :l:.:l: : : : : : : l            ―― あの言葉のとおりに生きているのか?
        `/ ※ l: :.l: :l: : : : : : :.l
        /   /、: :l: :l: : : : :l: : l
     ,ィ./ ※ /ゝ‐、ヽ: : l: : : l: :.l
    ,ィク/  /::::`~`ー、!: :.l: : : l: :.l
   《!./ ※./::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: :.l!
    ゞ!   /:::::::::::::::::::::::::l: : :l: : : l: : l
881 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/31(月) 22:25:53.26 ID:.0tsvuko








                        ―― やる夫が正史を書くようです ――


                               第二十一回中編







“やる夫が正史を書くようです 第二十一回 中編”の続きを読む

やる夫が正史を書くようです 第二十一回 前編

2012.04.21 (Sat.)
512 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/07(金) 01:04:27.84 ID:5n6drHgo
【お知らせ】

          /                 \
         /          /               ヽ
      /         /    |     ヽ
        l   i     /    /!       !       !
        |    |        ,∠-┤ |    ト、     |
        |    |     |  /:::::::::::| |    |┤  | |
        |    l    l /:::::::::::::| ト、   l`∨   | |
        |   _!   | レ'::::::::::::::`∨:::::\/::::::::V  l     次回「やる夫が正史を書くようです」第二十一回前編は、
        |   {|  l {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} / |  .5/9(日)14:00投下予定です。
        |   ヽ!   ヽ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /   l
        |  /l i  ∧      ,   ::::::::/レ′  |   よければ見てあげてください
        l/ 八 !  ハ     、 _,     /   .イ  l
     /   ∧   ハ     ¨´     イ    | | |
    /    / ハ   ∧丶. __ < ! |l     | l /
  /    _ ∠ -=∧   ハ     ハ__l⊥|l.   l/ /
  /   /:::::::::::::::::ヽハ  |   {/`ヽヽ::::}    /
     /::::::::::::::::::::::::::::::',   |\__ノ  //:::::l   イヽ ←ある意味五丈原の影の主役?
 |   {::::::::::::::::::::::::::::::::ハ  |_0_/ /:::::::|  | |
513 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/07(金) 01:48:12.57 ID:PxwK4fQo
ムギ無双キター!!
五丈原の主役といえば諸葛亮だが
これいかにwwww
514 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/07(金) 03:40:29.92 ID:bsNjRjgo
wwktk!
515 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/07(金) 17:50:15.09 ID:u6.7gMU0
ぶっちゃけ、五丈原後のゴタゴタの黒幕かも知れんww
期待して待ってる
516 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/07(金) 21:30:08.55 ID:Bf6h.rE0
正史見る限りじゃ、魏延も楊儀も自業自得の最期だからなぁ
517 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/07(金) 21:56:29.12 ID:PxwK4fQo
ビリビリと眉毛が、くんずほぐれず、上に下に、ギッタンバッコンな訳ですね、わかります。
518 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:05:30.55 ID:YC.a5PEo

                     ,.r:.:―: . 、
                /:ヽ.  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:..、
                 /:.:.:.:.\/:.:ヘ:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.`ヽ、__
                 /:.:.:.:./ヽ:.:.:∧i:.|i:.:. : |:.:.: i:.:.:.:.:.\:.:ヽ.
            /:.:.:/:.:./:.:.:.ゞノム! !l:.:.:. |:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:ト、 :ヘ.
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         /:/:.:.:/:.:.:|/:./    イハ才癶廴ノ j:.:|:.:.:.:|:.:l廴:_ヘ
           i:/i:.:./!:.:.:.|:./≠、    イ云冬イリハ:.|:.:.:.:|:.:l:.:.:.:.:.:ト,
           |ハ|:.:.!:|:.:.:.|:j ,ィ;ミ      {r'刋 ソ イj_:.:ノ:.:.:.j!:.:!孑彡イ
             ∨ |:.:.:.|リイ刈j    厶斗′ l:.:.ムイイ:ノ:.:.:.:.::/i
                |:.:.:从}ゞソ           !:.:.:.:.:.:.:.:レ^ヾ/:.:|  「やる夫が正史を書くようです」第二十一回前編。
                ヾj.:.:.:i  `           j /.:.:.:.:.:.:l⌒}}:.:|:.:|
               |:.i八  っ          //:.:.:.:.:.:.:,廴ノ:.: i!:.|  このスレの>>1は投下中、レスに応じる事はない。
               |.:|:.:.:ヽr 、      イ:/:.:/:.:.:.:/'´:.:.:.:.:/∨
               |:.|:.:.:.: | i          /:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:.: /:.:∧  これでよかったかしら?
               リハ:.:.:j j 、__   ノイ/:.:.:.:/:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.∧
               从:.:.,'  !:.:.:./:.|   ∠:._:/:.:.:.:.:.:. /: :\:.:.∧
                  //:.:∨ | //!    /:.:.:.:.:.:.:.:.:// :二二≧.、
              //:.:У ‐┴┴レー...、 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: :/    `Y
            ,イ:i:. /   ヽ ノ /ー、::/:.:.:.:.:.:.:.:. : /:/      |
             ,イ:ハ:/     、 ̄〉//:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /:/           !
.            / |_|_:/     `ヾ′:/:.:.:.:.:.:.:.:.:/://          ハ
         ノー/7     斤‐′:/:.:.:.:.:.:.:.:.:/: :/.:'′           / ハ
.       /´ イ {:{    ノ: : : : /:.:.:.:.:.:.:.:. /: :/.:           /   j

やる夫が正史を書くようです 第二十回の続きです。

519 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:06:06.63 ID:YC.a5PEo
【紀元270年冬 晋首都 洛陽 陳寿の家】

~前回のお話の数日後~

        /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ヽ
         /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/::::::ヽ
      /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/::::::::::::ヽ
        | ;                          |::::::::::::::|
        |           ゙          ;    |::::::::::::::|
        |  _ _ _            '     |::::::::::::::|
        | /_/_/_/_/_/    ___ ゙___.  |::::::::::::::|
        |  |    |    |〃   ||〃   |; |::::::::::::::|
        |  |    |    |   〃||   〃| ;|::::::::::::::|
        |  |o    ゙|      ̄ ̄ ̄,  ̄ ̄ ̄  ;|::::::::::::::|
        |  |    |   ヾ  ,            |:::::::::/
        |  |.___゙|             ,,       |:::/
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
520 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:08:02.56 ID:YC.a5PEo

        / ̄ ̄\
      /       \        ___
      |::::::        |     /     \
     . |:::::::::::     |  / ⌒  ⌒  .\     今回は五丈原の戦いが話のメインだお。
       |::::::::::::::    |/  (●) (●)   \
     .  |::::::::::::::    } |    (__人__)     |
     .  ヽ::::::::::::::    } \   ` ⌒´     _/      この年、魏の青龍二年は後の世から見れば、
        ヽ::::::::::  ノ   |           \      ひとつの転機といっていいでしょうね
        /:::::::::::: く    | |         |  |
-―――――|:::::::::::::::: \-―┴┴―――――┴┴――
         |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)

                                             /.:.:.         \
                                             /:,:.:.:  /   ヽ    \
                                            /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`
                                           /!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ
                                          /イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }
                                           N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j
                                            ヽム:.} ii;_j    ii;リ ル iレヽ  
    二月、春の到来とともに諸葛亮が動き始める              `ヘ:ゝ   _     小/
                                                 ヾ:{>、 _ ィ<}/|/    
                                             _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_    
                                           /| l:|   | ===|   |:l゙ヽ
                                           /  | l:l   l     l   l::l l   
                                           l  ヽハ    l    l  //  |
521 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:08:32.19 ID:YC.a5PEo
【紀元234年2月 蜀 益州 漢城】

      ,.、_,.,、_   \                  :;|             ::;|
          ,.:::;,:.\                ::;;|          .:;;;;|
'""```'''            \                ::;;|          ::;;;;;;|
  .,;:. .:;. ..: :.   vjiijww \               ::;;|         |\ ̄"二二二二二.\
              .;; :.. \              :;|       .| ::\ \       |\\
    "~''''  ,,..、_,、        \         ..::;|       ::;|  ::;;\ \___|:: \
                        \      ::::;;|       ::;;;|   ::;;;;\_二\  \::
,,vWWwjjw   ,;::.::..:.  ''"'"~'''    \     ::;;|       ::;;;;;|      ::;;;;|  l\\  \:
                          \    ::;;|       ;;;;;;;|      ::;;|  |  \\
 ''"´''"""'''''"""''""``'‐.、       ,,..::;,,   \   :;|    ::;;;;;;;;;;|      :;|  |   \\
   ,;:,.:;..:.       wiijiijjyyv        \ :;|    ::;;;;;;;;;;;;|      ::;;|  |    ::\
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,\|    ::;;;;;;;;;;;;;;|      :;|  |      ::;;
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     ...:;;|  |      ::
                                      |      :;|  |
                                      |      ::;;|  |
                                      |      :;|  |
                                      |      ::;;|  |
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ,, |      :;|  |
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""'\     ...|  |
          ,,::;;.,,;.       "'''''"""'''"              \  ::;;|  |
 '"'"~'"'"~'"'"~     ,,.、_,,、_    ,,::.       wwiiw           \ :;|  |
522 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:09:42.86 ID:YC.a5PEo

   / V´ *_rー'  ̄ ̄ i :Tヽ、* ヽ \
 /  ::/ ノ:  ̄/: : : : : : :i: : :i : : :ヽ、 .}  \
く   :::レ': : : :/ : : : : : : : ::/: : ::i: : ヽ: ::\}.   \
 \ ::/: : : : /: : : : : : :/: /: : /: i: : : :.i: : : ヽ   /
   Y: : : : :`:く;; : : : :/://: //:/^レ:'":|: : : : :レ'´
   |: : : : : :|__>ァ'-.// /_ェ‐ニL;_: |: : : :i:|
   |: : : : i レイつ^トv" / イブい/゙| : : :i:i 
   .∧: : : い ヒニソ /    ヒ二ソ ./: : :./:| 
   ,': :(V\:\      、     /: :/}: :|       それではこれより軍議を始めるのです!
  ,': : :} ヽ. `rー   -ー-ァ   "フ´  ノ__::| 
  ,': : : :{ * .}: `i 、  `''  _. .イi * /:::  ヽ.
 ,': : : : :{.   |: : i: :i _| ー‐ .「: i:r┴┐|:::::...   |
.,': : : : :.r┤  レー ' ヽ.   .ノ `>く⌒ マ:::イ__ク
: : : :.r'´.ハ{  .|    ェ=>くェ.く \ ヽ  V 「 ヽ|  
: : :/ /: ( ハ フ|=="゙ /^Tヽ| ヽ `   ノ |  |i  
: :/ /  ノ |ハ |    / |( /\.    / |   l:| 

蜀 丞相 諸葛亮(字:孔明)

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .諸葛亮の第五次北伐は、数度の北伐のうちで最大の軍事行動となる
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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523 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:10:44.06 ID:YC.a5PEo

       , --― ,===== 、
     /    / , -―‐-、`ヽ、
    く    / /    ,ィ l`ヽ 〉
      `7ヽ/ / /  // } |l   `ヽ
     / / ∠-‐,..二`X // l  l  |      
     ! l | {〈::.:::.::.:ハ   -‐ヘ l|  }      .
      | | ト、ヘヽ::_::/   /::下Y /       まず、今回の作戦についてですが……
      ! |  |\_〉  , --、 ヽ::/_/ /       
    /  「|斗-ヘヽ 〈  /  フ ∧        .
     レ‐┘し┐ :|| > ニ-<彡1 \
    ∧_}ノ´V |l r个〈:\   ト、_/
                                             r`"⌒`ー=v ‐-、
                                              1:::::.....................  }
                                             |:::::::::::::::::::::::___::リ,
                                             r| ::::::::::::::( )|'爪|::jリ
                                            /``======_‐ラ(6,′
                                           ,>‐'つ__... =-〒rtッテ|h′
                                         /.ノ (:{,|| i   i l゙`~.jl|リ
                                         ! }/゙ヽl.l ',  ヾツ  |l!|) _
                                         { (´/ヽ.):ヽ  r=- l/l:}/,r=,ヽ.._
                                          ヽ( イ- ) ̄l|、|!゙¨´ / l:八.>=iこ⊂⊃
                                           \ `ヽ:::::lドミ==‐' レ____l[二´__
                                       ̄:¨"7゙<〉   )::¨o7 /  ̄ フ 7ー-、:_:: ̄
                                      ::::::::::/:::::::\ ノノ:::/  '  '"´ /  / `ヽ
蜀 将軍 王平

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .特に目を引くのは蜀軍の動員兵力である。
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .蜀軍の兵力は諸説あるが、それらを総合すると約十万。
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       これまでの動員兵力が数万規模だった事を思えば、
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .諸葛亮が今回の北伐にすべてを賭けていたのだろう
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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524 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:11:28.75 ID:YC.a5PEo

       , --― ,===== 、
     /    / , -―‐-、`ヽ、
    く    / /    ,ィ l`ヽ 〉
      `7ヽ/ / /  // } |l   `ヽ       .次に、前回問題点が露呈した兵站について……
     / / ∠-‐,..二`X // l  l  |      
     ! l | {〈::.:::.::.:ハ   -‐ヘ l|  }       これについては斜谷口に兵糧を集積してあるのですが、
      | | ト、ヘヽ::_::/   /::下Y /       .長期戦に陥った場合は、
      ! |  |\_〉  , --、 ヽ::/_/ /        .現地で屯田を行う事も頭に入れておいてほしいのです
    /  「|斗-ヘヽ 〈  /  フ ∧       
     レ‐┘し┐ :|| > ニ-<彡1 \
    ∧_}ノ´V |l r个〈:\   ト、_/
                                   /     /|    |    l      ',  ヽ
                              .     ′ /  /  |     |    |     i   ,
                                  |  ′ ィニ |  :|    |    |     |   i
                                  |  i  /   八  lヽ   |ニゝ |     |   |
                                  |  | ′   \|  \|ヽ    |     |   |
                                  |  ヽ| ィえx        ∨ :|     |   |
                                  |  ∧ {xイi}    ィえミx∨ |     |   /
                                  ',   l ゞZリ     {xイ} 》∨   /   |  ′
                                   '    | :::::::      ゞZリ  }   ′  |  ′
                                   V  :l   '     ::::::::::  / /    ,  {
                                    |  ヽ   、_,      //'   / 八
                                    |   |\         イ /   /   \
                                    |   |  丶 __ .. ≦ _l/   ∧  、   ヽ
                                    |   |  r:ハ    //    ハ_ ヽ \  ハ
                                  _j   |イ:./ \ / /    /}:.:.:.>:....、ヽ   }
                                /:.:.:. |    |/:.:|   /^iハ ′   /:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、ノ
蜀 文官 費禕

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .次に兵站に関しても前回以上に対策を講じている。
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .諸葛亮は前年の冬に、北伐の進軍路に当たる斜谷口に兵糧を運搬させ、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j       同地に食糧庫を整備していた。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .長距離の兵糧輸送を避けるための措置だろう
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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525 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:12:30.48 ID:YC.a5PEo

      , --― ,===== 、
    /    / , -―‐-、`ヽ、
   く    / /    ,ィ l`ヽ 〉
     `7ヽ/ / /  // } |l   `ヽ       .
    / / ∠-‐,..二`X // l  l  |      
    ! l | {〈::.:::.::.:ハ   -‐ヘ l|  }       ……以上が今回の作戦の内容です。
     | | ト、ヘヽ::_::/   /::下Y /       .
     ! |  |\_〉  , --、 ヽ::/_/ /        .何か意見は?
   /  「|斗-ヘヽ 〈  /  フ ∧       
    レ‐┘し┐ :|| > ニ-<彡1 \
   ∧_}ノ´V |l r个〈:\   ト、_/                            __
                                            _.、-' ,.- 、._     ‐ 、
                                         ,:ー 、'´  /    `ヽ、.._   ヽ_
                                          /   `ヽ、/    ヽ     ̄`ヽ 〉ヽ
                                      /       | 〉    '.   i     Y  |
                                     /       .ト ハ     l   |   l. ', ト.
                                .     / i       | lニ'^´ヽ |  ト.  1   .|  |   〉
                                    | |  | | | l     | |l.  |」.斗|ー | ! / 〉
                                    | |  | | | |   」斗ヒ] ヒ_ jハ.  ! リ、 ,ハ
   丞相……                           |  、´l ̄j.ニト    ´ ヘ´r‐、 iンL.ル | Y | ',
                                      ヽ!、  |ヽゝfVrt.',      うッソ|.     レ  | ',
   五丈原に出て魏軍と対峙するぐらいなら、          ー\|ヽ. 込}         ̄ | l    l   ト. ',
   一思いに渭水を渡って街道に出た上で、             |  ',   '        | |  | l   | ヽ ',
   長安を強襲するべきではないでしょうか?             |   ヽ    -    ,. |,'!  ,′′  !  ヽ
                                         ||   `ト,、._   /   | ./ ,′   |\
   十万の大軍があれば難しい話ではないはず……        、ト.  ハ.| l/ ヽ ´   .ノイ |/    .|ァー-
                                            ハ   | ∨ //    , イノ       /|   . -
                                        rイ/  ヽ| / /'二.ー .._/,/     .// /
                                .        / | }′   .l,/´_ `ァ' /      //,.'
                                    ,r ´  | |    ,′   `ン/      ///
蜀 将軍 魏延
526 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:13:48.25 ID:YC.a5PEo

                    /‐.:.".:^:ヽ、 .* `ヽ、  > 、._
                 r':/.:.: -.:.:.:.:.:.::`:ヽ   \    \
               /:/ .::イ.:.:.:.: .:.:.:.:.::::/.:\.*ヽ     `ヽ.
               イ/;//.:/.:.:イ:/:::::.:.:ヽ.  ヽ
              !l {/.ィ_.:/.::/.:,./.:.:.::::::::.:.:ヘ   ヘ
             { i、l:l'y戈.,ィ'.;. イ.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.: .i ※}
             { | ::|弋ソレ'ヽ、_i_;;.:.:.:人.:.:.:|  i
            /,i .::|."",     i(('ー,、レ.:.:.:.:.:.:j ./_, .-┬''"´
           /x リ .:::ヘ.       ゞイ .V.:.:.:.:./*r".:::::::.:.i
         /   ./ ;ィ" ヽ'ヽ   "" ,.イ' /.:.:/  !.:.::::::::l.:.!  韓信の故事ですか……
        / ※ ,イ;/ _,r''_.|` "フ'':::´:::.:.イ.:.:./  {.:.:ヘ:::::::リ
      ,イ  .,..イ,/(ミヽ.'./^7,イ.:/::.:.:/.:.:..:/* j.:ヽ.:ヽ.:/  あれはうまくいったからいいものの、
     ,イ※ /:::,r;ニ三=,イ,「"/.:/::::::,:.'.:.: /   }ヽ.::\/   .下手をすれば敵中に孤立するハメになりかねんです。
    /   /.:::::r"( `フ"´ / ,/.:/::: イ:.:.:.:r' ※ ./`Z,,:::,i
   r' ※ ,イ:i::::「(´ /ィ! ヽイ' /::;i:::/.:.:.:,イ.   /`ヽ、i,/    .賛成はできんですね
  .i   /::::::::i:((  rヽ` /./'7:::.: !:.:.::イ/.    /::::::::::iY:ミ
  {.§ !::i::::::::〈(、 ,∧ヽ ,/ /::::.:'::::/.イ ※ ,ノ::::::::::::::l:ヽヽ
__,,,{   }:::i:::::;;< 7.,ィ',(二` i::::::;.イ.   ._,. イ:::::::::::::::::::|、.:.:ミ   . ,'<\ :|: : :|: : : :i: : : : : / : : /: : / '| : i  ㍉: : : : : : : :i
: : :〉.§ }::::;;/. `y.:::::ト-.、` .!''" ※ ,.イ::「;;;7:::::::::::::::::/.:.:.:.:ミ   ハ: \> : : !: :!: :|: : : : / : : /: : /  !::/   ヾ: : : : : : |
: ; ;〉.  }'´_,,,.../,:::::::l'ー  〈ヾ、,r;;;;"´;;;;"´;;;;ヘ::::::::::::::::{\.:.:.:.ヽ  |: : : : : |: : :|: :|::イ /レ'≧ : /: : /  }/ _   {: : : : : : |
                                   |: : : : : |: : :|: :斗=,ニドノ'  //  'ァ,.'ニ=<.{ : : : : : :}
                                   |: : : : : |: : :|: :\ P⌒!i  //    P⌒!i |´ ヽ .:i:リ!
                                   | : : : : 八: :!ヽ   ゞ冖^  /' !      ̄^` .| ) }:::;;:!'
                                   | : : : : 人从ハ               __    ! ノ:::::{
   だいたいそれって、                    .| : j: : : ::\N           __,. イ !   .j'´ : : : !
   最初の北伐の時の焼き直しでしょう?         .|: :,' : : : : : : :rヘ.     `'マ二..__ /    人: : : : :|
                                   レ'>┴=く/   ヽ.、       --     , イ: : : : i: : ::|
   あの時とは状況が違いすぎるわよ?          / '´⌒\ \    . 、      _,. イ ヽ: : : :ハ: :|
                                     .'     ヽ `.,     /`ヽ--<    ,/:i: : :i  !八
                                    '    '  ヾ ヽ  /   Y   ヽ  /\ : ::| リ ヾ
                                   ,'    ,'    ヽ |`´\  i O ! / V   \j
                                       ,'     | |: : : ∧ !  .! ∧: /     \
蜀 文官 楊儀
527 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:15:37.82 ID:YC.a5PEo

          ∧∨:./:.:.:./:.:.:;':.:.:.:.:∧ヘ/i:.:.i.:.:.:.i:.:.:.ヽ
          ∧:.|!:.:.!:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.:!´`'"´`i:.:.l:.:.:.:l:.:.:.:';'.,
            }:.::.|i:.:.|:.:.:.:.|i≦廴リi:|    |:.:リ:.:.:.|:.:i:.:.!:.i
         {:.:.:.:|:|:.:|:.:.:升i:.:.!i:.:.ハj    辻≧:/:./:.:.i:.:!
         lヘ/ヘハ、:|≦斤乍     /廴レリノ//:ハリ 
         ,'i:.ヘ(|:.:.:.:.:.:| `弋少     升仆ヘ/:/.:ノ
        ,':i:.:.:.:l|:|:.:.:.:.:|         ゞ少 /ソノ        (やれやれ、本当に勝つ気があるのかしら?)
        ,':.:|:.:.:.:l!:l:.:.:.:.:.l        ′  /:.l: |
        /:.:.:!:.:.:.:.!:l!:.:.:.:!:!、    ` ー   /:.:.|i.:|  
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    < ̄`ヾハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ      ト、ヽ∨|:.//:.:!.:|   .     /: : : : :./: : : : : : : : : l: : |ー-ミ: : : : :ヽ: : : : : : : |: : : : : :|
   /´  ヽ : : ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ、_,、-"¨'ーヘ_i:.|/':.:.:.:.':|_        |: : : : : :| : :/: : : :.ハ: :.l: : |   ヾ: : : ハ: : : : : : :.|: : : : : :|
                                     |: : : i: : |: /: : /l:/ ,': ハ: :.|    \ミ: l: : : : : : :|: : : : : :|
                                    .|: : : l: : |/: : / / /:./ }:.|      Vミ:}: : : : : : |: : : : : :|
                                .      V: : l: : |: : / / /:./  ノ:/      `i:.l:/⌒Vリ: : : : : :|
                                        V: l: : ト、/   斗≦二 __      V / _i }: : : : : : |
                                       ヽ:ヽ:.伐}   ´^ 弌ゥ炒´       〉r' /l: : : l: : : |
                                        \八ノ       ^`         __,ィ: : ::}: : :l: : : |
                                          く               イ.!: : : : /|: : : !: : l:|
                                             l\             /  |: : : :/ |: : : l: :.:l:|
                                             }:.:.:ト、‐ 、       /   |: : :/l |: : : !: :リ:|
                                             l八l:.∧      イ   /リ: :/lリ |: : :八/lリ
                                            }:.:.:.:` ー‐</ _j___.ィ  /: /  /ヽ/:/|
                                            |:ハ:.:/  /: /´|     // /: . : . V: }

───────────────────────────────────────────────
   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .魏延は北伐のたびに韓信の故事に習いたいと諸葛亮に主張していたが、
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .当の諸葛亮はそれを許可しなかったと伝えられている。
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .そのため、魏延は諸葛亮を臆病と思い、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .自身の才能が発揮されない事を嘆いていた。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .ベテランの将軍である魏延に、
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .諸葛亮の作戦に対する不満があったのは間違いない
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────
528 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:16:30.80 ID:YC.a5PEo

    /ノ´: /: : : : : : : : : : : : : :i: : : ::i: ::ヽ: : : : : :\   \
   /": : :/: : : : : : : : : : : : : : ::|: : :|: |: : : ヽ: : : : : : :ヽ  /
  /: : : ::/: : : : : : : : : : : : :/:/}: : i: :|: : : : :ヽ: : : : : : :V
  /: : : : :|: : : : : : : /: ::/:: / /: :/: / ヽ: : : : }: : : : : : :l
`.{: : : : : :|: : : : : : : : ::/.// /://:/-―--:、; |: : : : : : :|
 |: : : :{: : |: : : :,斗ァ''フ"  /"  //    \ヽ|: : i : : ::|
 |:i: : :i: : :l r彡"´    "   /        }: :ノ : : ::|
 l: i: : { : : l |     __,..    /  ''ェ;___,ェ; /: : : : /∧     .気持ちは分からんではないのですが、
.  ',ヽ: : : : ヽl ,r==="         ̄ ̄ ./: : : :ノ/  l     司馬懿と戦うなら野戦の方が良い気がするのです。
   \\: : : \        !       /, r '´ }: : :ヽl     .
   |: : : { `ー >              /{ * }: :  ヽl     野戦なら負ける気はしないですし……
   |:/: : { __ i/ ヽ             ./: {   }:_:: : : : l
.  //: : : :{  "iヽ { :ヽ、    ⌒   /:__ : { / ノ: : : : :.'.,
  l/: : : : : :} r-┘、: ::r`vr‐ -  ´|: : : | _」_{./  ./: : : : : : : '.,
 /: : : : : : : { `ヽ、 ヽ.L._ヽ.    レ'V__ ヽ/: : : : : : : : : :'.,
/: : : : : : : : r ト *|ヽ/ ノ ヽ.'、  / { (___  〕r、_: : : : : : : '.,
: : : : : : : : :∧.l.}  }〔 ´ / ヽG=ニ:|(    ./r'/rく: : : : : : : : :',
: : : : : : : ::/ )|.ト}  }ヽ    へ)|ノ\.{ |/ーi  /`./ ( ヽ: : : : : : : : ',
: : : : : : : /  .)|.「.) .} ∧     ) 7 .ヽ |    { フ  |  ヽ: : : : : : : : ',
529 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:19:01.84 ID:YC.a5PEo

        ,.ィ'´: : : :l: : : : : :`ヽ、
    /: : : : : : :i!: :.l: : : :ヽ: :.ヽー、
   /:/: : :/: : : /l:/:.l,ィ-、‐:‐ヽ: :ヽヘ
   /:/: l:./_//// ィォョュヽ:.l: : :l l.ヘ
  /'l: : .l´ ,ィハ、  /'  辷::ツ l:.l: : :.!.l ヘ        代わりと言ってはなんですが、
   l: : .lヘ弋ツ ,      //: :./ lト、 ヘ       先鋒は魏延に任せるつもりです。
   ヽ: :ヘ `´   _  ///  l:ヘ `>'
     i`ー    l __+〉  / l   l: :ヘ′      .先行して五丈原に布陣し陣地を構築、
     l \        /:l.※l: : :ヘ       隙あらば渭水を渡河して長安と隴西を結ぶ街道を遮断……
     l ※.> 、   ,   !: : l /ゝ-、:ヘ
      l    l: : :`' i´ ,ィ'´ ̄l lr‐'´:::ヽヘ     .それができるのはおめぇぐらいですぅ
      l     !: : :,ィト/__ ', !〉:::::::::::ヽヘ
     / ※ lー二=又,´ー-、ヽ! l::::::::::::::::ヘヘ  
     ,'    l〃 ̄//ヽゝ、. 〉〉! l:::::::::::::::::ヘ:ヘ                      _ ,へ---xへ
    i     lゞ=彳l .ヽヽゞ彳,'※l::::::::::::::::::::ヘ:ヘ ヽ                   ,- ´    ヽ ´  ̄ ヽ
                                               / ,/ ,' ! .i ,.、 ,.、 `.  ! ヘ
                                             i   | .i ! .|. !,,、,, 、l .! .i lハ
                                     .          i|   ! ,!、j _i! |    | j / /|i!
                                             | 、i! |t=≠z!   ム旡zx/ .ィ|
                                             | ^i^ー!、__,   、__, |└/j/
                                             | / !  |    ,    ! l |
     そこまで言われるなら、丞相のお考えに従いましょう        ! ! i!  l、.   r‐┐  ,l | l
                                              ! l !  !  、  `´ ,.ィ' | .l .!
                                     .        | l  ヽ├n|!>-<!‐-.! リ |
                                            ; .|!  `! |′   〔  i''"  |
                                           ,r┴.|!.   l レ-― -、! !   .ト、
                                           i"V .!!   .l. ,K===ミl |     | |.ヘ

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .おそらくそれは、諸葛亮にも分かっていただろう。
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }       かといって、それを理由に魏延を遠ざけるわけにもいかなかった。
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j       当時の蜀には魏延に勝る将軍はいなかったのだから。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .実際、第五次北伐の先鋒を命じられたのは魏延だった
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────
530 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:19:46.63 ID:YC.a5PEo

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. | u.   (__人__)
  |     ` ⌒´ノ      自分の作戦に不満を持つからといって、
.  |         }      安易に切れないわけですね。
.  ヽ        }      .
   ヽ     ノ       .特に軍事に明るいとは言えない諸葛亮の場合……
    i⌒\ ,__(‐- 、
    l \ 巛ー─;\
    | `ヽ-‐ーく_)
.    |      l
                                                 ____
                                                /      \
   蜀での評価は微妙だけど、                           / ⌒  ⌒   \
   それを差し引いても将軍としての魏延は有能だお            /  (ー) (ー) /^ヽ
                                            |   (__人__)( /   〉|
                                            \   ` ⌒´  〈 / ⌒^ヽ
                                          ―――――――― \ _ _ _ )

    /.:.:.         \
    /:,:.:.:  /   ヽ    \
   /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`
  /!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ
 /イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }
  N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j        いずれにせよ、蜀にさまざまな齟齬があったのは否めない。
   ヽム:.} ii;_j    ii;リ ル iレヽ        
      `ヘ:ゝ   _     小/           打ち続く北伐に対する民草や蛮族の不満、魏延と楊儀の対立、
        ヾ:{>、 _ ィ<}/|/           .それらを諸葛亮のカリスマと政治力で
    _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_            .どうにか押さえ込んでいるのが当時の蜀の状況だろう
  /| l:|   | ===|   |:l゙ヽ         .
  /  | l:l   l     l   l::l l   
  l  ヽハ    l    l  //  |
531 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:20:23.10 ID:YC.a5PEo
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :  : : : :  : : :  : : : :  : : : :  : : :  : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
 : : : :  : :  : : : : : :  :               : : :  : : : :  :  : : :  :  : : : : :  : : : : : : : : : : : : :

: :  : :  : : : : : :  : : : : :  :  : : :                : : : :  : :  : : : : : :  : : : : :  :  : : :  : : :
: : :   :                   ,,∧        : : : :  : :  : : : : : :  : : : : :  :  : : :  : : :   : :
                    .,./ ::::\
               ,/ヽ、.、/'″::::::::::::::::\
             .,/:::::::::::::::       :::::::\
            /     .、 ::::::::ヽ   :::::::::::^''゙\
           _r'′    ,,/  :::::::::\     ::::::::::\..;:''''"~ ̄~`''-、__,,....;:''''"~:''''"~ ̄~`''
         ._/      .´       .゙''-、   .‐、_::::::::::\
..;:''''"~ ̄~`'' ./         ::::::::::::::::ヽ       :::::::::.'ー.゙''\
      _,/′ ::::::::::::::::            ::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::
  .,,,/ヽ      ,/'
  ″         .,/::::::::::::::::    ′
          .,,/



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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }       そして、それは……
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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532 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:21:07.47 ID:YC.a5PEo

:..l: : : : : : : :l: : : : : :./ l: :./: : : /: :/    `i 、: : : : : : :l: : : : l: : : : : :
、:ヽ: : : : : : :ト: : : :.:/ l:./: : / /:./       `ー-、_:..l: : : : l: : : : : :
.ヽ: ト、: : : : :l ヽ: :./  /: :/ /:/           `l: :/: :.l: : : : : :
  ヽ! ヽ: : : l  ヽ'  //  /´            /:/: : : : : : : : :
   \ \:l     /                     /:/: : : : : : : : :/
       `'   <                  //: : : : : : : :/l:
           ヽ                //: : : : : : :/  '
             \                  /: : : : : :/
              !  ___         /: : : : /
                `ヽ` ̄┃      /: : /´
                `ヽ ┃     //´
                 l..┃          
                 l   \              ,、ィ
                 l    \      _, -― '´`ー、
                 l \ | .ノ `¨¨ゝイ´!:ト、: : : : : : : :ヘ
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                             o
                              ゝ;:ヽ-‐―r;;,               。
                          ,,_____冫;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\      ,,,,,,,, o  /
                          "`ヽ;:;:;;;:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:从    (;:;:;:;:ヾ-r
                             〈;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:) 0  ソ;:;:;:;:;:;:;:}
                            ,,__);:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ     ゞイ"ヾ,:;:,ソ
                            (;:;:ノr-´^~;;r-ー⌒`    ,.、
                            "  ,,,,      _;:;:⌒ゝソ;:/
                              (;:;:丿    (;:;:;:;:;:;:;:;:;:)
                                      ヾ;;;;;;;;;;;;/; \
                                      ´  /;:ノ 。  。
                                          ()
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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }       諸葛亮がいなくなれば、問題が一気に噴出するという事でもある
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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533 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/05/09(日) 14:21:40.68 ID:YC.a5PEo

                 ''';;';';;'';;;,.,                  ザッ
                   ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ザッ
                   ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
                    ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;               
                      vymyvwymyvymyvy     ザッ
                ザッ    n_n,n_n、n_n,n_n、n_n,n_n、
                      ∩_∩^-^∩_∩^-^∩_∩^-
                  ザッ   ∩__∩ ∩__∩ ∩__∩ ∩__∩
                         ∩_ ∩__∩ ∩__∩ _∩ ∩_    ザッ
                     ∩___∩    ∩___∩ ∩___∩ ∩___∩
                     | ノ      ヽ   | ノ      ヽ | ノ      ヽノ      ヽ
                     /  ●   ● | /  ●   ● |  ●   ● | ●   ● |
                    |    ( _●_)  ミ |    ( _●_)  ミ  ( _●_)  ミ  ( _●_) ミ
                    彡、       、` 彡、        、`\     、`\     、`\
                   / __     / / __     /´>  )    / ノ..//    /´>  )
                   (___)   / (___)   / (_/_)   / (_/    / (_/



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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }       それでもなお、諸葛亮は北伐の途についた
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
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やる夫が正史を書くようです 第十九回 後編

2012.04.14 (Sat.)
6 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/04/06(火) 21:28:11.86 ID:3K/WGMEo

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      !:.:.:.:.li:.:.:l. l:.:.l l:.:.li:.:/ l:l-‐‐-!:.!:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,'     「やる夫が正史を書くようです」第十九回後編よ。
        '.:.:.:.li:.:.:i''i::ヽ l:.:li/ _..リ.......__l:.l:.:レ、:.:.:.:.:.:./
      ヽ:.:.li:.:.:lハ::| ヽl' / i:::::::::::/l/:.:l }:.:.:.:.:/       いつもどおり投下中に>>1が
.       ヽli:.:ハ `゛     `-‐' /l:.:.:lノi:.:.:.:.,'       .レスに応じる事はないから注意してね?
        /Y:.:.ヽ ヾ       /:.:/i:.:.l:.:.:.:i
       /:.:./:.:./::>r 、ー _... '゛l:.:/:.:i:.:.l:.:.:.:ヽ       .それじゃあ始めましょう
    /:.:.:/:./:.:./| |:.:.:.`i¨  _..../::人:.:ヽヽ:.:.:.:.:\
  /:.:.:.:イ:.:.:/:.:.:.:/:.:| l:.:.:i'::::::::::::://  \\`:.‐--:.ヽ
 /:.:.:.://:.:.:人rvに¨ |'゛/::::::::::::l'      >-、:.:.:.:.ヽ
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 ヽ:.:.:\l:.:.:.:V:.l. に.   l    /      /'゛: : : : : : ヽ

やる夫が正史を書くようです 第十九回 中編(とおまけ「杜畿について」)の続きです。

7 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/04/06(火) 21:29:31.62 ID:3K/WGMEo
【紀元231年6月 蜀 益州 漢城】

      ,.、_,.,、_   \                  :;|             ::;|
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'""```'''            \                ::;;|          ::;;;;;;|
  .,;:. .:;. ..: :.   vjiijww \               ::;;|         |\ ̄"二二二二二.\
              .;; :.. \              :;|       .| ::\ \       |\\
    "~''''  ,,..、_,、        \         ..::;|       ::;|  ::;;\ \___|:: \
                        \      ::::;;|       ::;;;|   ::;;;;\_二\  \::
,,vWWwjjw   ,;::.::..:.  ''"'"~'''    \     ::;;|       ::;;;;;|      ::;;;;|  l\\  \:
                          \    ::;;|       ;;;;;;;|      ::;;|  |  \\
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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .さて、所変わってこちらは李厳が留守を守る漢城……
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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8 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/04/06(火) 21:30:19.53 ID:3K/WGMEo

      ∩___∩
      | ノ     ヽ.
     / ,, ノ U ヽ ヽ
     | |||||●   ● )        李厳将軍、丞相は大変お怒りだったクマー……
    彡、   ( _●_)  ミ
   /__U  |∪|    ヽ
 《 ( ___.) ヽノ( ̄ ̄ 丿》
                                               /^7_
                                  .            ,' / /
                                             |  //ヘ
                                             |  /  /
                                         三 |   /
                                          -‐¬  {   ミ rへ __  __
                                   \  /  三  L 」  ミ/: : : : : : : Y: :ヽ
                                      X  /   ..| | /: :./ l: :.lヽ: : :ヽ: : :ヽ
                                    /  / .    | | //: :/ノ  l: : `ヽヽ: ::',: : :'.,
                                    ,′ ,\\   .| |/ l: :/ ● 丶l ● l: : :ハ: : : :',
   あー、その件なら大丈夫よ。               {     \\ _/: :l: :l@ 、_,、_, @ l: :/: :l: : : :.',
                                   ―  --  \/:::::::\ヽl.\  ゝ._)  /:// l: : : :..i
   手は打ってあるから!                    ‐ ― .   {:::::::::::::::::`T7 \‐‐‐<.     l: : : :. l
                                        / /r──‐┼-/l/l// __ヽ  l: : : : : l
                                     ヽ / /ミ/: : : : : : | /:/: l: : : :Y:::::::l  l: : : : : :.l
                                          ,': : : : : :./ /: /: : : : l:::::::::l.  l: : : : : : l
蜀 驃騎将軍 李厳

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .第四次北伐に失敗した諸葛亮を尻目に、ある陰謀が進行していた
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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9 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/04/06(火) 21:32:13.39 ID:3K/WGMEo

                                               /^7_
                                  .            ,' / /
                                             |  //ヘ
                                             |  /  /
                                         三 |   /
                                          -‐¬  {   ミ rへ __  __
                                   \  /  三  L 」  ミ/: : : : : : : Y: :ヽ
                                      X  /   ..| | /: :./ l: :.lヽ: : :ヽ: : :ヽ
                                    /  / .    | | //: :/ノ  l: : `ヽヽ: ::',: : :'.,
   大船に乗ったつもりでいなさい!             ,′ ,\\   .| |/ l: :/ ● 丶l ● l: : :ハ: : : :',
                                    {     \\ _/: :l: :l@ 、_,、_, @ l: :/: :l: : : :.',
   事が上手く行ったら、あなたも昇進させたげる!    .―  --  \/:::::::\ヽl.\  ゝ._)  /:// l: : : :..i
                                    ‐ ― .   {:::::::::::::::::`T7 \‐‐‐<.     l: : : :. l
                                        / /r──‐┼-/l/l// __ヽ  l: : : : : l
                                     ヽ / /ミ/: : : : : : | /:/: l: : : :Y:::::::l  l: : : : : :.l
                                          ,': : : : : :./ /: /: : : : l:::::::::l.  l: : : : : : l


        ∩___∩
        |  ノ   u ヽ
      / |||_   _ |
       | u  ( _●_)  ミ              (メチャクチャ不安クマー……)
       彡、 u |∪|  、`\
      / __  ヽノ /´>  )
  . ̄ (___) ̄ ̄ ̄ (_/ ̄ ̄



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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       後世の我々から見れば、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .魏に挑む諸葛亮の足を引っ張る、なんともつまらない陰謀。
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .ただし、この陰謀が諸葛亮時代の蜀における最大級の事件に発展する
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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10 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/04/06(火) 21:32:46.48 ID:3K/WGMEo

    /.:.:.         \
    /:,:.:.:  /   ヽ    \
   /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`
  /!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ
 /イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }
  N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j 
   ヽム:.} ii;_j    ii;リ ル iレヽ             李厳追放事件である
      `ヘ:ゝ   _     小/    
        ヾ:{>、 _ ィ<}/|/ 
    _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_    
  /| l:|   | ===|   |:l゙ヽ   
  /  | l:l   l     l   l::l l   
  l  ヽハ    l    l  //  |
                                             ____
                                           /      \ ( ;;;;(
                                          /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
                                        /    (─)  (─ /;;/
                                        |       (__人__) l;;,´|
                                        ./      ∩ ノ)━・'/
                                        (  \ / _ノ´.|  |
                                        .\  "  /__|  |
                                          \ /___ /
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. | u.   (__人__)
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }                なんだかキナ臭い話のようですね?
.  ヽ        }
   ヽ     ノ
    i⌒\ ,__(‐- 、
    l \ 巛ー─;\
    | `ヽ-‐ーく_)
.    |      l
11 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/04/06(火) 21:33:20.96 ID:3K/WGMEo

       ____
      /      \
     / ⌒  ⌒   \     簡単に言うと、李厳が兵糧問題の責任を丞相におっかぶせようとしたんだお。
   /  (ー) (ー) /^ヽ
  |   (__人__)( /   〉|    だけど、李厳の陰謀の証拠をつかんだ丞相が李厳を流罪にするって感じだお
  \   ` ⌒´  〈 / ⌒^ヽ
―――――――― \ _ _ _ )
                                                    / ̄ ̄\
                                                  /  _ノ ,ヽ\
                                                  |   ( ●)(●)
                                            . \    |     (__人__)
                                               .\  .|     ` ⌒ノ
                                               . \ ヽ       }
  確か李厳は蜀では諸葛亮に次ぐ立場にいたはず……               \_,ゝ     ノ
                                                  /, r、    く
  何故魏という大敵を前にして、                            ./ 〈  \    i
  仲間割れを引き起こしてしまったんでしょう?                    ヽ、 .ヽ   \ i..|
                                                   .て_)   \ノ
                                                         \
                                                           \
                                                             \
    /.:.:.         \
    /:,:.:.:  /   ヽ    \
   /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`
  /!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ
 /イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }     簡単にまとめると陳寿の言うとおりだが、
  N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j     この問題の根は意外と深い。
   ヽム:.} ii;_j    ii;リ ル iレヽ     
      `ヘ:ゝ   _     小/        ある意味では、諸葛亮体制の問題点を浮き彫りにする事件とも言える。
        ヾ:{>、 _ ィ<}/|/       
    _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_         まずは経緯を見ていこう
  /| l:|   | ===|   |:l゙ヽ      
  /  | l:l   l     l   l::l l   
  l  ヽハ    l    l  //  |

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やる夫が正史を書くようです 第十九回 中編

2012.04.13 (Fri.)
739 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:07:49.17 ID:oEMWPsMo

            、              、
          /: : : ヽ、             ヽヽ、
        ./: : : : : : : :ヽ   --――--- 、  `.: :ヽ
      /: : : : : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、 }: : :}
     /: : : : : : : ヘ/: : : : : : : : : /\: : : : : : : :.ヽノ:::ノ__
    ./: : : : : :/ /: : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : ‐-、 ̄`丶、
    /: : : : ///: : : : : : : : : :./: : : : /: : :/: : : : : : : :  ̄}__ `ヽ、、 ` 、
   |: : : ://: :{: : : : : : : : : :./ /: : :/: : :/: /: :/: : /: : : /: :|: : : :ヽ丶、ヽ
   .|: :.//: : : :ト: : : : : : : : :/ /: : :/ 丶/ / /: : /リ: : /: : : |: \: :ヽ ` ヾ
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  |/: : : : / /: : : : :/  .) .|: :ト l `      ´  {|: /i: : / .|/  .「やる夫が正史を書くようです」第十九回中編だ。
  |: : : : / /: : : : :/  /   |: :|. `     ⌒  /: :/./: /
 ./: : : :  ̄: : : : :/  / 、  |: :| 、      /:/ .//
./: : : : : ___/__/\`ヾ、 ヽ|   ゝ、   ,/: :/  ´       最初に言っておくが
/ ̄ ̄ヽ、    `、 \  ヾ、 ./  >´ |: :/           .>>1は投下中、レスに応じる事はない。
::.::.::.::.::.::.::.ヽ::.::.::.::.::.:`、   ヾ◇  > \   .| /
::.::.::.::.::.::.::.::.:ヽ::.::.::.::.::.`、   \/{;;;}ヽ \ |/            時間が惜しい。さっそく始めようか?
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ::.::.::.::.::.`、   \.ヾ;;ヾ、ヾ\
..i::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::.::.:|:.::.::\   \',;;;;ヾ、ヽ.\
. |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:/ト、|:.::.::.::.::ヽ、  \;;;;;;ヾ ',::.\
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741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/26(金) 22:10:28.85 ID:BtaMWeQo
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やる夫が正史を書くようです 第十九回 前編の続きです。

740 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:08:43.63 ID:oEMWPsMo
【紀元231年5月 魏 雍州 祁山】


                                   ,、、
                          _∠^ヽ、    _/;:;:;:;ヽ-、
        _,、_                  _,/:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ="´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ、_
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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .祁山周辺で行われた司馬懿と諸葛亮の対決は、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .祁山を包囲する蜀軍に、魏軍が攻撃を仕掛けるという形で進行する。
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       以下に概要を述べる
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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742 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:11:43.29 ID:oEMWPsMo

   /:::::::::::/  /       l    ヽ    ! l.   ハ    ハ:::::::::::::ヽ.
  /:::::::::::::::,'   {    l    !     ',  .l  !     i    i::::::::::::::::ハ
  ,':::::::::::::::::i   ヽ、   ',   !      i  l,' ハ l.   l    l:::::::::::::::::::',
 ,':::::::::::::::::::l    i \  ヘ` 、ヽ.  l.   l /! / Ⅵ_ ./     !:::::::::::::::::::l
 !::::::::::::::::::/\   ヘ ̄ >ミ 、ヽ.iヽ、li   //z≠≦、! /i    ,'ヽ::::::::::::::::l
 l:::::::::::::::∧   `丶、ヘ/ l: : :*: :iヾトィ}l  /´イ : *: : }!イ/     / .l ',::::::::::::,'   張郃隊!
. ',::::::::::::{ ',    .ヘ` `ー-- '   }/ 、_ `ー-- ' /    / / !::::::::/
  \:::::::', ヽヽ.   \  ̄ ̄ "´ ´   `  ̄ ̄イ     / ,イ  ,'::::::/    .祁山の南から包囲網を崩すのですよ!!
.     \:.:',  iヽ`i 、 `ーミ.=-     i       ∠... - '' / ! ,'::/
      ヾ、 ,' ヘヽヽ ̄ iヽ、      ‐-‐    / 〃  /、   l ' ´
       /〈´:.i、 ヾ、 l  l` ‐ - ... __ ... ィ ´:./ム-'' ./ ハ  l
      /  ',:.:ヽヽ l  l  l:.:.:.:.l   /:.:.:/    , '   ヽ.ヽ、
     /    〉:.:.:.ヾ l  ',  ヽ:.:.ヘ /:.:.:/    /      \\
.  /     .ハ:.:.:.:.:.:`!  ',   ヽ/:.:.:/    / /      _ .. ヽ,ヽ、
. /      i:.:.:.:.:.:.`ー!.  ヽ   `/     /  〃  , - '' ´ i `i  `ー


───────────────────────────────────────────────
   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .まず司馬懿は、張郃に祁山の南麓にある蜀軍の陣営を攻撃させた。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .別働隊を任せただけあり、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       張郃の軍才を買っていたのだろう
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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743 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:13:15.64 ID:oEMWPsMo
― 蜀軍・王平隊陣営 ―

   ∩___∩
   | ノ    u ヽ
  /  ●   ● |
  | u  ( _●_)  ミ         王平将軍!
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )        よりにもよって張郃が攻めて来たクマー!!
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )                                    __,,.. -‐:::::¨::::::::::::::::::::::;.イ
 ∪    (  \                              / ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::ィ
       \_)                          .   i\ :::::::::::::::::::::::::::::::::::,.ィ:"::::::::::::〉
                                        ヽ:::`:゙::'':…ー‐::''''゙゙":´:::フ-‐ァ:::::::レ
                                        V::::::::::::::::::::::::__::.. -ュ:j::::ル;:::::::::::l,.
                                    .      V:::::::::::;.- 、::i ,.m i !ノノ:ヶ‐、:::::::i
                                    .       V::::::::i ⌒i.}:!l  _L⊥彡ト、ノ:::;.-!、
                                         {`ー--ヽ-'イニ¨-‐ ブ,.ィヲ::::::i /i l \、
   慌てんな。       .                        /`¨:::::¨´:::::::::::::>ニ"彡'^l:::j iク l::ヽ ',:!
                                      /::::::::::::::::::::::>'i"´rブ‐rテト` ` レノ::::::Lj:l
   こういう時のために堀を掘って柵を建てたんだ。      {-‐ ニ¨-‐i r‐tヲン!   ー宀''´   i¨ レ'´  ヽ::\
                                     / ̄::::::::::::::::ハ.  ̄/l,、      i    l i iフ¨ヽ !、:::
   かねてからの指示に従い、                 ::::::/:::::::/:::/'、 i__ ..      !   j  Y/:i (ノ、i::
   柵に近づいて来る奴を一人一人確実に殺していけ   :::/::::::/:::/.  ',  ヽ '"     ./ //:::l l::_i l::
                                    :::::::::〈:::::< i ,.イハ  -‐…‐  ./ //:::::ハ. ',_`ヽ
                                    ::::::::::::';::::i / /   ', ` 丁´  ,.'  l i::::::::::i l`¨ i |
                                    ::::::::::::::}::y" /`丶 ヽ__/   i. i:::::::::::', V^i ノ
                                    :::::::::< <  /i\   \ \     l l::::::::::::`i {:::::
蜀 将軍 王平
744 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:14:10.03 ID:oEMWPsMo

   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● |           ……──!!
  |    ( _●_)  ミ
 彡、     ̄  、`\          さすが王平将軍クマー!!
/ __     ./´>  )
(___)   / (_/          さっそく指示通りに動くよう連絡して来るクマー!!
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)
                                               r`"⌒`ー=v ‐-、
                                                1:::::.....................  }
                                               |:::::::::::::::::::::::___::リ,
                                               r| ::::::::::::::( )|'爪|::jリ
                                              /``======_‐ラ(6,′
                                             ,>‐'つ__... =-〒rtッテ|h′
      (街亭での借りを返したい所ではあるがな)           ./.ノ (:{,|| i   i l゙`~.jl|リ
                                           ! }/゙ヽl.l ',  ヾツ  |l!|) _
                                           { (´/ヽ.):ヽ  r=- l/l:}/,r=,ヽ.._
                                            ヽ( イ- ) ̄l|、|!゙¨´ / l:八.>=iこ⊂⊃
                                             \ `ヽ:::::lドミ==‐' レ____l[二´__
                                         ̄:¨"7゙<〉   )::¨o7 /  ̄ フ 7ー-、:_:: ̄
                                        ::::::::::/:::::::\ ノノ:::/  '  '"´ /  / `ヽ


───────────────────────────────────────────────
   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .この祁山の南麓に陣地を置いていたのは王平である。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j       彼は張郃の襲来に対して無闇に討って出るような真似をせず、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .ひたすら守備を固め、防戦に終始した
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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745 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:15:07.36 ID:oEMWPsMo
― 魏軍・張郃隊 ―

                                      ∧
    , ' ̄ ̄ ̄ ゙̄ヽ                       ∧ ヽ
,イ /         ヽ  ト、                    /  ', ',
i ヽ─、         |ー' i                 /    ! !   
ヾ_,,;;;》  〉 ヾj j/ 〈;;_ノ                   /   ││    将軍!
   l     ヾニア  fニアl                   /     | |   .
   i し〈       i             .       〈     | .!    奴ら士気が高くてビクともしません!!
   |     トェェェェイ /                  }      ,' ,'
  .|   \ `ニニ´/                     /     / / 
  |      ヽ ー '_                   /    / /            , - ァべー-- 、
 ,-ー、    ヽ;;;;;;;;;;;`ー-、               /    / /           /   i    - 、 \
 ;;;;;;;;;;\ー、  ,-i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ..    .         /    / /          .,ィ  /  !      \ ト、
 ;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ     i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\            /    / /           /::i  |   | i  _ !   ! !::\
 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ  ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶__      /    / /          /:::::| 孑!T'「 |  i |了¬! ハ |:::::::ヽ
                                           !::::::i ヽiィr=ヽ!  ト!≠ヽ /   j::::::::::}
                                           |::::∧. !i ト- 1ヽ }ト- 1〉 / /1ヽ:::::,
                                           ヽ::! ヽト!ゞ- ' 、´ ゞ- 7イ / | }::/
                                             .ヽ |_公"_ c-っ "_彡イ-、 ! /'
     むぅ……                                    ノ「!  ! ヽ  ̄ /j !   ハ ヽ
                                             ./ | Y’ヘ  \// /  / !  ト
     やっぱり大将軍の言う機が来ていなかったのですか?       ./ rfi /   ヽ / /  「 _,|〉、
                                            /  F弌    y /   F‐' ! |
                                           '  / 〉 ヽ   i  !   _ノ   {  i
                                           ! イ { !   }三圭盂ヲ三{   ヘ !
                                           |! ヽソ  fニ イ / | ヽ  |    ! |

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .そのため、張郃は何も成果を上げられなかった
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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746 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:16:56.82 ID:oEMWPsMo
― 魏軍・司馬懿本隊 ―

          /:::;:zュzュzュzュzx:::\
          /::zタ´        ´ヌャ:l
          l_] l  |  ト、  | l  r‐|ー、
        く小| |', !'、 | \!, ! └丈オ
        厶! 乂f;iヽ l  f;i ヽ| l.../ |ヤl       _, ---- イ
       八 | |:l|   l:j l|/.....  | |    /:::::::::::::::fイ    さて、と。
_, -― 、 父,| l ´ 、      イ|....l.... ヘ   /::::::::::::_::ゝ
ァ:::::::::::::::::丶 ! ...ト 、  n‐'  イ|....l.l..|.. \/::::::::::::::::、:::>     私たちは諸葛亮のいる陣営を攻めるわよ?
´イ:::, -ャ::::::::/ ....ハ..l...j |::X::::::::!....| ̄'、......\:l::::::ヽ::j
  レ  /ノ::::/ ..|..l:::|../ へ:トJV|...l.l:::::::::ヽ....、..\ー-ゝ
     ´し/ ......l|..|:::!.|_,、_丿   l...l.|:::::::::::ス.......... l
     _/.. イ...l:|..l/'/_,、_〉zュz外.|丶::/l...|....l... |              ∠´           `ニ=-
     ̄´  !..|ハ.!/、_  ヲ::::::::::::::!::::::l..| レ´l...|∨               /              `ヽ,
          V:/   Y:::::::::::::l::::::::::|ノ  レ                /                  !
        〈:::!   /::::::::::::::;|:::::::::{                   i                      .i
                                       .|         /| |:| ト,ヽ       |
                                       |.    ノ  メ:::リ:|.|:::|ノ`>      |
                                       |.    /リメ, .\::リ::::/ ,.ヘ!ゞ,    |
                                       .|   ./    \|  |/   ヽ   |
    この戦で諸葛亮を斬れば……!               i⌒| | ==o=-  .-=o== | |⌒i
                                        | G| | ヽ . __ ノ | | ゝ __ ./ | |∂|
    一番手柄……!                         ゝ,_.|.| u.    | | u   / |.|_,ノヽ,
                                      /   ||   .!j ヽ!_レ  ./  リ    ヽ
    国家の英雄……!!                 ---‐‐''7|   ヽ ー‐--------一 /   | ̄""''''‐‐--
                                  --‐‐''7 .レ|   | ヽ.   ≡≡   ./.|  .N""''''‐‐----
    一族栄耀栄華間違いなし……!!           ./   レ|  |  ヽ.      u / |  | |
                                    ./    .|  |.   \    /   |  |  .|
                                    /  _,,  .|  |    \ /     |.  |   |
                                  . /_,,-''" \ .|  |\        /|  レ‐、 |
魏 将軍 胡遵|

──────────────────────────────────────────────
   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      .
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .一方の司馬懿本人は主力を率い、諸葛亮のいる蜀軍本営を狙った
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
──────────────────────────────────────────────
747 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:18:26.76 ID:oEMWPsMo

        __     ____
       <、  ```ヽv'´    `>
       __,,.>  ,  `Y´   、   ``ヽ、
     ,ィ'´     ;'´(       )ヽ     ヽ
   ∠二ィ : .  `、 > ___,,,..ノ 丿    .ヘ
      /: : ; .   `´ `ー--‐''´    . : : |       
    ∠:/,:ィ: : : ,:ィ: . /| ト、       . : : : |       刺史殿。 悪いが大将首は俺がもらうぜ?
     ///.: :, く//   \!_,>   . : : : : :|       
     '´ /:,:イ`>、\   _,/ /\ . : : : : : |       あんたみたいな名門豪族と違って、
        |/ .kー-。、〉 >-‐'ー。、 |.:|‐-、: : !       こっちは生活かかってんだ
         |`ー:/'´  `ー-‐'´ | !か.|: /
            |/ __‐、    u lノい/:〈                    /                 / ̄`X   
         `iー______  ,'/じ:' : :ヽ                  〃     /うx   _   ./ /: : \ 
          l `ー―‐---‐'  '/: : : : : : :.ヽ                   {{     r‐'⌒ヽ.\.: .: .: `'く/ : : : : : : \
             '、   ー    //: : : :∧: : : :ヽ                ヾ.__r‐{⌒ 、.: : : :.ヽ.ヽ: :ヽ : : \: :_ : : :-=\
          ∧.     /,.r': : : :,/⌒'ヽ: : : l              ,.. :'’: :{: :|: : : :\.: : : : : .:'.: : :\\\_: : : : : : : :.
          ノ|: ,ヘ__/,r'´ノ: : :/    \.:|   .          /: ://∧∧: :\: :\ : : : : ∨ ̄》=《^Yミx.: .: : : : :
          |: : /」:/ /: :,:イ          \   ̄¨“冖¬=-x/ :/: :/ 〃: :\\: :><: : : : : :v=《ー''='ヘ《人.: : : : :
          ノノ^「ヘ、 ノ//             \ .        /ノ/: :/ / : : {\.: :/ム=ァ':.∧.: .: :〈ク}}: :,: :}j: :ト、\ : :
         '´   |i゚:l \'´ /                   ,. '´ {: : {. { 乂: ∨`くイ弋ゾ} ハ.∧ |: : Ⅵ / /!j/:| \`ー
             |i :!  V                  /    ‘,: :'.’,: : ト、\ `  j/ ∨|:|∧ ∨ /川 /    \
                                 /      \{\\トr'}ヽヽ        jノ )∧ Ⅵゾ /     
                                {:          \ \ く  ,. y  く ̄ ̄ ¨¨∨¬='-.、.    
                                ゝ.    ト、     ヽ. ヽヘ.` __     \    ハ      \   
    好きにするがいい。                  `=-==}公ッ        ,丶   //ハ.  厶ア¨ ̄]≧xハ  
                                    /∧ハ   /ア     } }x`='//// r広≠7ア7ァx_/j|
    私は強い者にしか興味がない。             | V  ヽ,r= イ     { ハ. \//   /l/_」L」_////∨!
                                    \ ヽ   ノ     ,乂 ' /厶ィfアl/     `'く.//》'\
    強い相手と戦えれば充分さ      .             ヽ  / ̄\     ,∠二ニ斗f'≠宀=ミ.   )、////
                                       ∨    ,.> '     /^           / \/:/
                                       〈     /:.:.:...:...:...:...:...〃         vi/   ∨
                                         \ /:.:.:.:...:...:.:...:/'         V'   ,./
                                          Ⅵ:.:...:...:...:./ /            /  //
                                           '.:...:...:./  /           /   / /
魏 雍州刺史 郭淮
748 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/26(金) 22:19:11.65 ID:oEMWPsMo

        r{匀}i〉―-_
          /(>=<フ ::::::...\  、
     /..:::::::::::::::::::::::::::::::::...\ \         戦いに熱中しすぎて目標忘れないでくれよ?>>
    厶 -‐  ̄ ̄  、::::::::::::::::.ヽ ヽ
   /       ヽ  \:::::::::::::::.'.  ';         分かっている。包囲陣を突き崩し祁山を救う、だろう?>>
  /  l |           '.::::::::::::::|   '.
  .′  | |      |     |::::::r=x=、  、            
  | |  | 八     ||  |l ト、||:::{}::||、  \        
  | | ヘ≧ミ\   斗キ三从 l| | |レ八ソ \   \     /.
  lハ  lハハ ヽ /〃fで下jノ| | `r=x=、  \   \ / . : :
   ヽ\〉 ゝ'    ゝ- ' / /|レ仆ソ   /l   / . : : : /
      | ∧ 、      ∠ イ  `jハ〉   / :|/ . : : : :∠ 
      レ ヘ  ー     / |   |__  // . : : : : : : : : : :  (前線は郭淮に任せて、
      /  丶_  <_/,  /..:::::.` く : : : : : : : : : : : : : :      少し後ろで戦況の観察でもしましょうか?)
        /   /    ヽィ{}ミ∨ l::::::::::::::::::...\ : : : : : : :ー―<
      '   /    /{{ノハ∨  ,|::::::::::::::::::::::::...\ : : : : : : : : : \
     ′ ,′   |::::::∧::/  /:|:::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ : : : : : : : .   \
      l ¦    |::::/ /  /.:::|::::::::::::::::::::::::::::::::::|! : :r‐- 、: : 、
      | |   <^Y⌒7 /..::: |:::::::::::::::::::::::::::::::: jト、: ヽ   \ \
     l  |    {包Yl イ::::::::::.ヽ:::::::::::::::::::::::::::: イヘ \〉 、_\ \
      l |   /<兀>|/|:::::::::::::::..\:::::::::::::::::::x={}==、、   \  \ ヽ
       l| /|     |:::::::::::::::::::::::: ̄下、〃:::|ト、、::|| 、        ヽ
      l| {:::| { |   ,'.:::::::::::::::::::::::::::::::|  || :::||バT^、\ \   ',
        ::::'、ヽl l /.:::::::::::::::::::::::::::::::::|ハ ヾ=' ヘ:::}}::::..\ \  ヽ   i

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やる夫が正史を書くようです 第十九回 前編

2012.04.13 (Fri.)
494 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/07(日) 22:03:06.99 ID:SG.vAtoo

               /`>- ¨ヽ
            .. '/        l´ヽ ̄丶
        / /  /  / /  |  \  \
        /  /  斗―|  |  」_ ヽ  ヽ ヽ ヽ
      /   ,ア  /  /|  |   ∧メ   | ', ハハ
      |  /;';!  レテ下ハ ! /Tハ !  | .|  ト、!
       l /;';';l   Vf、ィ} \/刋 }/   ハ| /
        、|;';';';',   ゝ-‐'   , ゝ' /_,.イ;';';'} /
       ト、;';';'ヾ ー-ゝ r―v   / } |__,ノヾ
      / /ヽ.__ゝ、  \ ー ' .. く //|    \          .、 「やる夫が正史を書くようです」
      / // / >く ーく ̄ {ニヽ!-- 、/ヽ   ` ̄ ̄ }__/ /
   /  /     {/`\\ \ ヽハ. l\  >′\___,./´ \/ }  第十九回前編の始まりなのですよ!!
-‐ ´ /  r―┴ 、   \\ \| | ヽ `丶、/ ∧  \    ∨
 / /   {    ハ.イ` ヽ \ \  \   ヽノ    }    ヽ 今回も前中後編の三本仕立てなのです!!
/   {    /==  ∧ハ    ', \ ';   }    !      /
    ゝ‐ ´    ヾ〉ハヽ 、  〉  V  /   /    /
‐<           \ ヽ\`7ー- / /__. <ー-、 /       (>>1は投下中レスには反応しません。ご了承の程を)
   \            ! `{ ̄ ̄ ̄/\ハ  \ \
    ヽ         |\/{ ー-/ /  ヽ}、   ̄ 〉
      i          |/ /\/(.ノ    / l\ __/、 /
     l    i    |  ,′ \    ノ  |ヽ    \
     |    l     |/ i   ヽ}\./   | \      \
     |    |     ト、!   /      /    ,    >` ̄
     l   l     ハ.∧/       /     |   /
             / }/          /       !./
           //           〃

やる夫が正史を書くようです 第十八回 後編の続きです。

495 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/07(日) 22:03:59.12 ID:SG.vAtoo
【紀元270年冬 晋首都 洛陽 陳寿の家】

~前回のお話の数日後~

        /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ヽ
         /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/::::::ヽ
      /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/::::::::::::ヽ
        | ;                          |::::::::::::::|
        |           ゙          ;    |::::::::::::::|
        |  _ _ _            '     |::::::::::::::|
        | /_/_/_/_/_/    ___ ゙___.  |::::::::::::::|
        |  |    |    |〃   ||〃   |; |::::::::::::::|
        |  |    |    |   〃||   〃| ;|::::::::::::::|
        |  |o    ゙|      ̄ ̄ ̄,  ̄ ̄ ̄  ;|::::::::::::::|
        |  |    |   ヾ  ,            |:::::::::/
        |  |.___゙|             ,,       |:::/
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
496 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/07(日) 22:04:48.74 ID:SG.vAtoo

          , -=―=―- 、 _
       〃⌒>'´  /    丶`ニ=‐'
       ./ ,′// , ´ /  j } ヽ \
      / l  | i l / /// ,イ ハヽ ヽ
      ノ,イ八 l レ_j/∠∠///∠Ll }ヘ
    <ノ .∧ l  ムrt=k`  ィ=、ルレ′j
      / イ Vヘ. ヽVr!   jr/ムイ{
     ´ W^{ゝヘ ハ.ヽヽ _ ' /〈リヽ
         j八 }ヽ ヘ、   j`<ミ\       今回からは北伐の後半戦、
          リ朽\!`{7|:::::::::>ミ;>,      司馬懿と諸葛亮の激突が話の中心となる。
          ノ \- 厶]::::::::f }::/:/
       r=<    V三|:::::::::| |/:/       話に入る前に今までの状況を整理しておこう
       /‐-、 \   ∨メ、::::ノ V、
   .   /_j   , X \   ヽ {´   /
       〈  ´  \\  >ヘ、___,イヽ
       `、   ヽ \.>j    ハ│
        {     ∨  `ヽ、_,/∧|
        lヽ  勹'´      // l !
        |∧ 〃     /Y」_│',
           } \    /}<ム>∧.ヘ
         {   ヽ、___/ l丁{{ |}}  〉ハ
497 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/07(日) 22:05:35.81 ID:SG.vAtoo

         _,..:.:-:.:―:-:....、
       ,.r:':./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::`丶、
     /:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
    /:.:.:.:/:.:.:.:,r:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト:.:.:.:.:.\
   /:.:.:.:.!:.:.:./:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:!:.ヽ:.ヽ:.:.;ヽ
   /:.:.:.:.:l:.:.:/:./l:.://:,:イ:.:/l:.:.:.:ハ:.jl:.:.:i:.:l:.、ヽ
  /:.:.:.:.:.:l:.:.:l:/:.レ_/'´/シ !:.ツ′.V ';.:.l.:.!:.:l:.:',
 /:.ィ:.:.:.:.:i:.:.:':.:.:.:!__```¬ ' ´  , --l:.、/:/:l:.:l
 ´ l;';.:.:.:.',:.:.:.:.<7:::::::`ヽ     _ レ/:':ノ!/   .これまで諸葛亮の北伐は、合計三度行われた。
      ';l:.:f ';.:.:.:.:.l::::::::r'′    r'::::::lヽ// '´/'
     Vヽ ',:.:.:.:lー- '     l::::::メ /:;'       第一次北伐…隴西三郡の占拠に成功するも、街亭で馬謖が敗北。
      ヾl、',:.:.:.!        ` ´ /::/       .第二次北伐…陳倉攻防戦、武都・陰平二郡を占領。
        ';ハ:.:ト,、   -    ノ;.:.;'       .第三次北伐…魏延が羌中に出兵、陽谿で郭淮を撃破。
         >:〈/丶、 _ -v' ´V l:,'
        / ヾ、  _ヽヽ、   l;'        なお、第二次北伐では二回に渡って軍事行動が行われたが、
      イヽ   ヽ'´ `',  `l:ヽ、        諸葛亮がこの二度の出兵の戦功で丞相に復職した点を鑑み、
      l:.:.ヽ\   _ヽ___',  リr ´_二ュ _    ここではまとめて扱っている
     ,':.:.:.:.:ヽ .Y´,........---..ミ二y::´::::::::::::::;'
      ,':.:.:.:.:.:.:.〉Y::::::::::::::::::::::;':::::::;'::::::::::::r 、'
     /:.:.:.:.:.:.:.l:.;'-、::::::::::::::::::;'::::::;':::::::::::::/  7
    /:.:.:.:.:.:/Y 〈::::::::::::::::::;'::::::;'::::::::::::ヽ.._ノ!
    l:.:.r:.:.:.:.:.:.:.l  f:::::::::::::::::;'::::::;':::::::::::::::::;':.:.:.!
498 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/07(日) 22:06:22.77 ID:SG.vAtoo

               /7
                 //
             //
       __    //
.    /ノ ヽ\ .//
.   / (●)(●〉/
  l    (__人_,//l       この蜀軍の北伐に対抗して、
.  |    `⌒// ノ       .魏の曹真が蜀討伐の軍を起こしましたが、
   l       // ./       大雨に祟られ失敗に終わっています。
.   ヽ r-‐''7/)/
    / と'_{'´ヽ        これに関しては前回述べました
    /  _.、__〉 ト,
    {  、__}  |.i
    ヽ _,.フ  .|.|

                                               ____    ━┓
                                             /      \   ┏┛
                                            /  \   ,_\.  ・
   こうやって見てると、                           /    (●)゛ (●) \
   街亭以外の戦いだと案外蜀軍の方が押してるお。         .|  ∪   (__人__)    |
                                          /     ∩ノ ⊃  /
   個々の戦闘なら蜀軍の方が優勢な気がするような?       .(  \ / _ノ |  |
                                          .\ “  /__|  |
                                            \ /___ /
500 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/07(日) 22:07:53.69 ID:SG.vAtoo
       (⊃ ̄ ̄\
     (⊃   _ノ  \
    (⊃   ( ●)(●)           局地戦が多かったのも原因でしょうね。
     |     (__人__)           .
     |     ` ⌒´ノ           ただ、魏の側からすれば、そのような戦況では困るんですよ。
       |         } \          蜀軍が勢いづいて何度も侵入して来るわけですから。
     /ヽ       }  \
   /   ヽ、____ノ     )        しかも、戦場となる雍州の刺史郭淮のみでは対応しきれず、
  /        .   | _/        どうも蜀軍に翻弄されている感が否めません。
 |         / ̄ ̄(_)      
  \   \ /| JJJ (          .この状況をどうにかして打開する必要がありました
   \  /   /⊂_)


                                                  ___
                                                /   ヽ、_ \
                                               /(● ) (● ) \
                                             /:::⌒(__人__)⌒::::: \
    そこで病欠の曹真に代えて、司馬懿投入なのかお?         .|  l^l^lnー'´       |
                                             \ヽ   L        /
                                                ゝ  ノ
                                              /   /
501 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/03/07(日) 22:08:35.11 ID:SG.vAtoo
【紀元231年春 魏首都 洛陽】

   .∥                            ∧          _____| .::|─Λ
   .∥                       Λ   /| |n_n_n     ∧  n_n_n_n_| .::|⌒| :|へ
   .∧                      i.  | i'´ ̄`i∨  . ::|ニニニニニニ|...    ∨  .| :| ̄|
  ∧ヘ                 Λ | |'´.:∧| |  . . ::| ロ ロ ロ ロ .|::: .   .:.:|_n_n_n_n_n
  ΔVΔ                    | :|ヘ| | / n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n . :::|     ..:|
  ||:||:||:||            n_n_n_n_n_n_n_n_|::.: .               . :.:::|_n_n_n_n_n_n_n_n_n_
_||:||:||:||            |::.:. .        |::.:.n.    n    n   .n.:.:::|       / ̄
  |===ト、  │       |:: . . `=f==f===|::.:. .. i | i             . :.:::|  n   ,∠___
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  |     ` ⌒´ノ             ええ、話は司馬懿が洛陽に戻った所から始まります
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.  ヽ        }              .
   ヽ     ノ              
   .>    <                .
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“やる夫が正史を書くようです 第十九回 前編”の続きを読む

やる夫が正史を書くようです 第十八回 中編

2012.03.20 (Tue.)
191 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:26:36.41 ID:f6dQMtIo

            ___
          ´      `  、
      /           \
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     l i /  / ! l   ||   l ハ i
     | |   /ィ≠N   |八   |  } |
     l N   |  l   \|  }  j / .|
     |  |   |x≠ミ    rxミハ′ |        「やる夫が正史を書くようです」第十八回中編です。
     |  |   |"""     """/  /
     l  |   |    __'    /   ∧        このスレの>>1は投下中、レスに応じる事はありません。
     }  l  人    ー'    /  / ∧       .どうかご了承ください
    ′ 八  Vト ..__,,..≦{  ′{ ∧
   / / ∧  V  久_人 l  |  / !       まだまだ先は長いんですよ? 気長にいきましょう
.  / -──∧  ∨ ニ}  〉l  ├ 、|      
  /丨    | ∧ {   r}l / |   |  ∨
. / .|      \ヘ|   リ / l|   |   l\
/  |      /Y^\ノ / r'|  }   |  }
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   |      y′  o У/  /  / /

やる夫が正史を書くようです 第十八回 前編(と番外編「AAで語る世説新語」 part2)の続きです。

192 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:27:52.42 ID:f6dQMtIo
【紀元228年12月 蜀 益州 沔陽】

                                     / /.:.:.:./.:.:./.:.:./!.:.:.:.|.:.:ヽ.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:!.:|.:ヽ._'' ` }  ヽ 
                                     ,' /.:.:.:.,'.:.:.:/ .:,イ.:|.:.:|.:|ヽ.:.:ヽ.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:|.:|.:.:.:.:|ヽ  | / 
                                 .   i.:.!.:.:.:/.:.:.:/.:,イ ! ハ.:.|.:|.:.:',:、.:.ヽ.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:!.:|.:.:.:.:`7  !'´ 
                                 .   |.:|.:.:.:|.:.:.:,' 7十H-l、|.:ヽ.:.ヽ\.:\.:.:..:.:ヽ.:!.:!.:.:.:.| {_  | 
                                    ,|.:|.:.:.:|.:.:.:|/__ヽ|_ ',|、.:ヽ :|\ゝ‐ヽ、__.:',|.:|.:.:.:.|.:{, | 
                                   ハ:|、.:.ヽ.:.ハ'¨びこハ ヽ\:| \ ゝ\:|\` V.:.:.:.:!: ハ | 
    呉軍のおかげで好機が巡って来たのですぅ     .:.{ヽ \.:N ヽ又__ブ゙    \  '´び>ャ、!:、!.:.:.:.,'.:,' Y    
                                   .:.({  {\ヽ_`¨             又_ブ ノ,イ.:.:.:/ /   ! 
                                   /〉  `ヽ ̄     ノ      --‐''¨,ノ.:/_/  ,イ 
                                   :::人 ri  ,ヘ、   、、_    , 、,ニラ='´r'´, _, |:| 
 ''';;';';;'';;;,.,                  ザッ         ´.:.(iヽ;;く }〉 /\      ̄ ,r‐r', ´  ¨ `Y´_V_ r‐1:!
   ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ザッ                    _,ノ:;ゝ{j `ii)'::::::::`ゝ、___/.::.::ゝ    、__,、_r‐1 .:|:|
   ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;                         _`´二ヽ._ノ::_r,=ノ_/、ノ.::.::.::.〉    ノ.::.::.:ヽ::|.:.:|:|
    ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;               
      vymyvwymyvymyvy     ザッ
ザッ    n_n,n_n、n_n,n_n、n_n,n_n、
      ∩_∩^-^∩_∩^-^∩_∩^-
  ザッ   ∩__∩ ∩__∩ ∩__∩ ∩__∩
         ∩_ ∩__∩ ∩__∩ _∩ ∩_    ザッ
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     | ノ      ヽ   | ノ      ヽ | ノ      ヽノ      ヽ
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    |    ( _●_)  ミ |    ( _●_)  ミ  ( _●_)  ミ  ( _●_) ミ
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   / __     / / __     /´>  )    / ノ..//    /´>  )
   (___)   / (___)   / (_/_)   / (_/    / (_/

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      第二次北伐で諸葛亮が目標にしたのは陳倉だった
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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193 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:29:10.68 ID:f6dQMtIo
【紀元228年12月 魏 雍州 陳倉】

                                   ▲岐山
                 陳倉○                
                        \\         ○武功 ○郿      \\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧∧∧∧∧∧∧∧    ∧∧∧∧∧  箕谷 ∧∧∧∧∧∧∧           ○長安        
   ∧∧∧∧∧∧ × ∧∧∧  ∧∧    ∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 //  ∧∧   散関 ∧∧∧∧∧ ×∧∧∧∧∧∧∧∧∧    ∧∧∧∧    ∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 | |    下弁     ∧∧∧∧∧∧斜谷 ∧∧∧∧∧∧  × ∧∧∧∧∧∧×∧∧∧∧∧∧∧
//    ○ ∧○   ∧∧∧∧     ∧∧∧∧  ∧∧ 駱谷  ∧∧∧ 子午谷 ∧∧∧∧∧∧
| |        河地  ∧∧∧∧(褒斜道)∧∧∧∧∧∧   ∧∧∧∧∧     ∧∧∧∧∧
| | ○武都  ∧∧(故道)∧∧∧    ∧∧∧∧∧∧∧(駱谷道)∧ (子午道)∧∧∧∧∧
\\  ∧∧         ∧∧       ∧∧∧∧           ∧∧∧  ∧∧∧
 ..\\       ∧∧  ∧沔陽∧  ∧∧               ∧∧∧ ∧     ∧∧∧∧
   |  ̄ ̄\ .∧∧∧×   ◎___________________________________________                 ∧∧∧∧
   ~~ ̄ ̄\\    陽平関 ___________________________________________ \         ○西城
        .|. | ∧∧         ○南鄭           .\ \       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       /./        ▲                     \..~~~~~~~~~~~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    . /./    ∧∧ 定軍山          ∧∧∧∧     ..~~~~~~~~~~~~~~    【新城郡】   
 ∧∧/./ ○白水関∧∧∧∧∧∧∧ ∧     ∧∧∧∧∧∧
\ /./    ∧∧∧∧∧∧∧∧∧ ∧∧∧∧∧           ∧∧∧∧∧∧∧∧        ○上庸
\~ /  ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧   ∧∧∧∧            ∧∧∧∧∧∧∧∧
 ││ ○葭萌  ∧∧∧∧∧∧∧∧ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 ││      ∧∧∧∧∧∧∧∧∧      ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .陳倉は雍州と涼州を結ぶ街道上にある。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      諸葛亮に率いられた蜀軍は、石亭の呉軍の勝利を知るや、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .沔陽を出撃、故道、散関を通り陳倉に進攻した
    `ヘ:ゝ    .'    小/         
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────
194 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:30:40.31 ID:f6dQMtIo

     ____    ━┓
   /      \   ┏┛
  /  \   ,_\.  ・
/    (●)゛ (●) \
|  ∪   (__人__)    |      何故に陳倉? 丞相の目標は隴西のはず?
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /
                                             /.:.:.         \
                                              /:,:.:.:  /   ヽ    \
                                            /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`
                                            /!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ
                                          /イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }
    隴西方面は前回の第一次北伐の一件で、              N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j
    守備が固められていた可能性が高い。                 ヽム:.} ii;_j    ii;リ ル iレヽ 
                                               `ヘ:ゝ   _     小/   
    それゆえに目先を変える必要があった。                    ヾ:{>、 _ ィ<}/|/   
                                             _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_    
    なお、この時点での諸葛亮は丞相ではなく右将軍          /| l:|   | ===|   |:l゙ヽ   
                                           /  | l:l   l     l   l::l l   
                                           l  ヽハ    l    l  //  |
195 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:31:36.24 ID:f6dQMtIo

      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\        そういえばそうだったお。
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\
 |        ̄      |      確かに敵の備えのない場所を攻めるのが戦のセオリーだお
 \               /

                                              / ̄ ̄\
                                            /   _ノ  \
                                            |    ( ー)(ー)
                                         .   |     (__人__)
   そのとおりなんですが、                           |     ` ⌒´ノ
   世の中そんなに甘くはありません。                   .l^l^ln      }
                                         .   ヽ   L     }
                                             ゝ  ノ   ノ
   何故かと言うと……                             /  /    \
                                           /  /       \
                                         . /  /      |ヽ、二⌒)、
                                          ヽ__ノ
196 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:32:12.93 ID:f6dQMtIo

                   ,, -‐ 、
                  /'    ヽ
       / ̄ ̄\      ./      i
     / ._ノ  ヽ、\    /    ...........i
     |  (●)(●) |  /   ..:::::::::::::::|
     |  (__人__)  |  /  ..::::::::::::::::::l
     .|   ` ⌒´  .} ./  ..::::::::::::::::::::!
      |         }/  .::::::::::::::::::::/      
      ヽ       ./   .:::::::::::::::::::/
      .ヽ    . ./  .:::::::::::::::::::/        この諸葛亮の陳倉出兵は完全に読まれていたんです!!
   ,. ‐'"´  `'‐,r''"~   .:::::::::::::::::/
..:./,. -‐‐- 、 l′     ..:::::::::::::/|
:,'      /       !.:::::::/:i..:..l
r   、  /           !::::::::::: i..:..i
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/ \:::l.   `、   ヽ::::::::::::::::::::l:::::::::::  /'''ー─----、             ___
   `ヽ   `、  .::::\:::::::::::::::|::::::::: /,,   ,. ‐;''              / .u   \
                                        /((○)) ((○))\
                                  /⌒)⌒)⌒. ::::  (__人__) l_j :::\     /⌒)⌒)⌒)
                                  | / / /     |r┬-|     | (⌒)/ / / //
       なん、だと……                  | :::::::::::(⌒) U .| |  |    /   ゝ  :::::::::::/
                                  |     ノ    | |  |    \  /  )  /
                                  ヽ    /    └ー.┘    ヽ /    /
197 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:33:31.72 ID:f6dQMtIo
【紀元228年秋 魏首都 洛陽】

          _ri`''Y'''yヽ‐-、
        ,<"Y"l'"ト、_ヽ 〉、 ',
        ,r" ̄ ̄ ヽ,. ゝヽKl, '、
       f i、ヽ、'、  | i l ノ', '、
       |l, l|ヽトlヽ',  `フ7ヘ〉 '、 ヽ、
         'i`i ', `マァ、.i  l|i|!〉',  '、ヾ、ミー ‐ - - - 、、     蜀軍は先の隴西、祁山での失敗に懲りて、
         ', K    リ| ,'レイ、',  ' 、 ヾミ= 、 '''' ‐- 、 `ヽ,   今後は陳倉方面に出て来るに違いありません。
         ',|i `iヽイl! / lル-'、.'、-、 ヽ  ヽ ヽ    ヽ  i
         'l |〉YY!///r=ヾ,〈   ヽ  ヽ ヽ   ',  ii   郝昭、至急陳倉へ赴き、
         /,|∧〈///r-'/o,,,,o,,l/',',   ヽ  ヾ,     ', i'i  守備を固めてください
        / // /;;※;;;;;;;;l`l ‐-イ  ii',   ',   ;;',  ',  .i i ヽ、
       / / ,' ∧;X/;;;;;;;;`i    !  ii ',   !  ;;;;',  i  i ヽミニ=-、
      l ./ ll/ /;X〉;;;;;;;;;/    l  ii i   i!  i';;;;', ii  i`ー - - 、
      ヽ'、 ll f;><l;;;;;;;;;;l/   〉ィii i!  ii  ,' ';;;;i !i iニ= = - ヽ
       ヽ、/ /  l;;;;;;;;/   l/∠,  !!  ,'  ∧ ';;| ! |、ヽ、ー - 、

魏 大将軍 曹真(字:子丹)
                            ,ii'i'   .i.! ii'  ii'i!    _,.,..-‐''''''ll''' ili       ニ≡='''''""
                            i! i    i.i i!i', ii,'i,   ''"´;;Tニニ=i!、,ili       ....,,,__ __,,,,....-
                            'i,.'i,   .i i i!i;', ii;ir===i'",rー〒;テァ;== ,il     ,三ニ≡ー''"k
                            .i, 'i,   ii,', .r'"', 'ii/i,  ゝl.   ̄ ̄ ̄i! ii'li ,ii'ヽ  ,ノ i二;;;..r‐'''"´ 
                            'i, ii,  iii,.', l  ', 'i, 'i,  ヽ、,,,,,...-''"! ii !! ,ii'i ノ''7""〉 k'"__....-‐,,r''
                            i,.ii.'i,  iii',.',`/', 'i, 'i,        | ii ii ,i' i,i' i/ 〉.イ /ヘ.=ニ彡" . :. .
    ただちに向かいましょう          i,i! :.'i, 'ii 'K、   ','i, 'i        !ii' ii,i' ii'  .イし' /ヘ. ヾ./:..::..::.:
                            ..: ..:ii!..:. 'i, 'ii, ',i,',`iヽ 'i         !i! ii' ,i'  /i、,,/ヘ. ヾ./..::.: .. ..
                           .: ..:.:..i!:.. .:. 'i,'ii, ',i,', i'i, 、,,,,,,,,,,____    i' ,i' '  /'"´ ヾ、ヾ /.. .: .  
                            .  i.:...:.. . 'i,ii, 'i. ',i 'i,  ,,.,.,...        /    ヾ、 / .. . : . .
                            . .. ..: .. :..:.. 'ii,  'i. 'i,           /      ミ;, i.. .: . . .
魏 将軍 郝昭

────────────────────────────────────────────────
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \              
 |    ( ●)(●)             .これより前、魏の曹真は蜀軍が再度魏領へ侵攻して来た場合、
. |     (__人__)             陳倉に向かうと目星をつけていました。
  |     ` ⌒´ノ             
.  |         }              そこで雑号将軍の郝昭を陳倉に派遣します。
.  ヽ        }              .
   ヽ     ノ              .郝昭は西方を守る事十数年に及ぶ熟練の将軍で、
   .>    <                .陳倉に到着するや城壁を修築し、千人あまりの兵とともに駐屯しました
   |     |
────────────────────────────────────────────────
198 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:34:18.02 ID:f6dQMtIo
【紀元228年12月 魏 雍州 陳倉】

       ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::\  ヾ
     /: : : : : : : : : : : : : : : : : :: l! : : \: : :: : : : :ヽ.  ヾ
    /: : : :/:: : : : : : : : : :: : : :l: : :ハ: : : : ヽ: : : : : : :.:l!   !}
   ,.'.:. : : ,' : : : : :,/: : : : : : : l: :.:/:: :: : : : :.:!: : : : : : :|:   !}    ィ'"´
  ,' .:./: : l: : : :. / : : : : : : : : イ: :∧:.ヾ/: : ''! : : : : : :|.   !}   イ:! \
  |: :' : : :.l: : : :.' : : : :/: :,/ '::/  ,イ!\: :.:.l: : : : : : :!   !} /: : : | :::: \
.  |:.l!: : : :l: : :. ! : : :/::レ'   j/ ,/, =ヽ=、-、l: : : : : : !l / !}:..! : : : :.| :::: ノ
   |:ハ: : : :l: : : | 、_::/   ナ "  !っ::::r ! ' i: : : : : :'。 = !}:.:!: : : : :|./::::::::
    l! ' . ::∧:.:.:|/_´.二_ /     ゝ.`´ノ ノ/: : : / lj ヽ. !}.:.| : : :/::::::::::::
     ゝ: : \l!`  f't:l          ̄  /ィ : : , ′    !}: :!,:/:::::::::::::::::   敵も馬鹿じゃないようですが、
      V!: :!: ハ  ゝ'           /, イ    _/,.ィ:::::::::::::::::::::::::/   あんな小城さっさと陥落させるですぅ
          ゝ\トゝ   ヽ  _      '  f! ィ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
         `ハハ    V  ヽ     ,.. ' ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
         ∧:::ヾ ゝ、   ゝ_ノ    /:::::::::__::::::__:::::::_:::::::::::::::::::::/
        /_ハ:::::::L.  `  、    ../::::::::::'´::::::::::::::::::::::: `ー-- <
        {:::: `ー--ゝ ヽ!/ !}:: ̄ /:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::\::ノ
        \::::::::::::::\ o -!}: :/::::: , :::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::\
          ゝ、 ::::::::::::\ j/:::::::,ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::ヽ
            ト''ー--::ゝ::::::::/O|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::\



───────────────────────────────────────────────
   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .当然、諸葛亮もこの情報はつかんでいただろう。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      第二次北伐は陳倉を巡る攻防で幕を開ける
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────
199 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/02/07(日) 19:34:50.57 ID:f6dQMtIo

         ____
         / _ノ ヽ_\
.     / (ー)  (ー)\
    l^l^ln  ⌒(__人__)⌒ \       でも、千人程度の兵で
    ヽ   L   |r┬-|    |       数万はいるはずの蜀軍を止められるとは思えんお。
     ゝ  ノ  `ー‐'    /        
   /   /         \       それに、雑号将軍なんて下っ端の将軍号だお。
  /   /            \      常識的に考えて負けるわけが……
. /    /         -一'''''''ー-、.
人__ノ        (⌒_(⌒)⌒)⌒))



                                                 / ̄ ̄\
                                                _ノ  ヽ、  \
                                              ( ●)( ●)   |
  セリフとらないでください。                            (__人__)      | ../}
                                        _       ヽ`⌒ ´     | / /    __
  確かに雑号将軍は五品官で、                (^ヽ{ ヽ      {        ./ /  . / .ノ
  今まで出てきた将軍たちより格が落ちます。      ( ̄ ヽ ヽ i      ヽ      / 厶- ´ /
                                  .(二 ヽ i i |,r‐i    ノ.   ヽ /     /
  しかし、その下っ端が諸葛亮を退けるのですから、   ヽ   /  ノ  /    r一'´ ー 、   ̄ ̄ ̄)
  世の中捨てた物でもありません                i   {   イ―イ /   .`ー―. 、__ .〈 ̄ ̄
                                     ヽ. `ー '/   /           /\ \
                                        `ー '  ̄ ̄!           |  ヽノ

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やる夫が正史を書くようです 第十七回 後編

2012.03.16 (Fri.)
674 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:22:23.44 ID:NNSub8Qo

 | 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉─_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |くゞ'フ/i/                  「やる夫が正史を書くようです」第十七回後編だ。
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、                   このスレの>>1は投下中、レスに応じる事はない。
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))                   
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|       ___,. -、        .苦情は受け付けん。では始めるぞ
 |  |  !、           .| |       ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、   
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|       `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_   _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |   ̄ ̄ / _,. く  / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、_    / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
  \_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  /  .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
\    ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/  /  /   ̄   )  ノ__'-ノ
  \    \::::::::::::::`''‐--‐''´::::::::::/  / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽヽ
ヽ  ヽ\   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/      /   ゝニ--‐、‐   |
 l   ヽヽ   \:::::::::::::::::::::::::::::::/           /‐<_  ヽ  |ヽ
675 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/11(月) 21:24:42.82 ID:Cx0JmUo0
キター

やる夫が正史を書くようです 第十七回 中編の続きです。

676 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:24:45.78 ID:NNSub8Qo
【紀元228年2月 魏 雍州 祁山】

                _.. - .._ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : :
              _.. - ,ニ-冖 ⌒ 冖-ニ - _  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : :
          / ノ´,. .‐.: : : ̄: :、:‐. 、`ヽ \ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : :
       /   //: :./: : : : : : :l: : : :.\ヽ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__:::::::::::::::::::::::::::::::::
       <  ヽ/: : : :/: : : : : : /: :.l: : :、: : :ヽ/   >.::::::::: ヽ\: : :.\:ll! l!::._:: -=ァ:::.:::___:::::
         丶、/: : : ::/: : : : ::::〃:/:.|:: : :.l: : : :.', /_:::::::.|:.:.:.:.l:.:.:\:.::.::.:l! l!‐ _..=-‐ 二ィ /::::
         l:l: :-:、l.: :::::::://://:∧:::._;l:-!: l:.|!:::::::::::::::lハ:.l:.:.l:.l:.:、ヽ:.::.l! ‐ ´_..-  ̄/イ└ォ:::
        ,l:l: : : :仆.、ヽト\ヽ〃 ソ仆}: l: :|::!l:::::::::::::::/|イ:.|:.::.__ノ7´ ,ィ L = 二イ:{_.イ /:::
        l:.|:|: : : :{:{{:l{:外zイ八ドイ{:l{:刈ノ://: l:::::::::::::::::::r^'´_ィ l! ー'  r=‐ 二イ=、j∠ィ:::
       l: :Nヽ: : :ヽニ斗彳  ̄ =`ミ゙く///: : :.l::::::::::::::ヽ  V イ ,.-┐ イ⌒!/  /:7_,7:::
        l: : /il ヽ、ヽヽ , ィ、__'__ ヘ、 / '// ̄`ヽ!:::::::::::::::lヘ r:7' /r=l!`l!:.l! 〃 /__:.{(::::::
        l: /   il  li、``〈 Vーーl/}! /' li:.   ヽ::::::::::::::{:::.`l! ハ! l! |:l! l!=‐  ̄_..ィ:::::::
       l:/    il   li `丶、ヽ-- ,' ィ .il  li::.    ヽ:::::::::::::ヽV! l!:.≧= ´ _ ァi::7´ }::.:::.::::::
.      ./     il.※.li    ,.ィ`不ヽ、 il.※.li::::::..   ヽ:::::::::ー-l! l‐´  _,.-::.´l! |/ /  , ‐┐
   //     .:il  li   // //'{l:l ヾ、il  li\::::::...   l、:::::::::::::l! _ ..イ }::__::.l! l! !_.::/  /:
 / l/    ..::::il  li  ヽヽ//l>ィll:l__,ノイ   li:::::::丶、:::::::...l \ トl! /::.::ノ ´ /_..! ´_.ィ::/  / -
..|:  l:::.  ..:::::::::il.※.li   `イl:l. {.l:「´ il.※.li:\:::::::. `` ┘ -イ l!/ _  l´/ _..=‐´ァ::./  //
..l::  l::::::_:::-:':´il  li    {l:l,><{ l:l   il  li\_l\::::.     :j_イ_ イ:;| |::.7__ ..ィく_:/ // /:
,l:::.  ̄   ::::::il  li、,.、,、,、{.l:ト、イ.l:l、,、,il  li::::::::l:::::ヽ::.    |;/;,::::;:| |:::.:::.:::Ljァ' {__/::./ /::::
,.-l::::::::::::::::::::/il.※.li、,、,、,、,、l:l::::::::{_l:l,、,、il. ※.li、::::::::l:::::::........ :;,;::.::::::::.::∨;;::.:::.:::.:::7⌒i::.〈__/:::::::

蜀 丞相 諸葛亮(字:孔明)

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       残念ながら嘘ではない。これは現実である。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j    .  蜀軍は本格的に魏軍と交戦するに及び、緒戦から敗北してしまった
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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677 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:26:16.89 ID:NNSub8Qo

                                             列柳城
                                              ×        【安定郡】
                                             ∧∧
          \\                                  ×街亭
           ││                                     ∧∧∧
           ││                  ∧∧∧∧∧    ○略陽 ∧∧∧
           \\                           【略陽郡】∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
            ││                   ∧∧∧    ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
            ││○狄道            【南安郡】                     
            ││      ▲鳥鼠山_____    ○豲道       ∧∧∧∧    陳倉
            ││           ______ \___________________________________ ∧∧∧∧  ○
            ││            ○.\__________________________________ \______________________________________
             \\          襄武        ○    ○  \_______________________________________
_____________________     \\      【隴西郡】        冀    上邽   
_____________________~\_______/./                    【天水郡】∧∧∧∧    ∧∧∧∧
    ○    ~\________/     ∧∧∧∧∧∧∧   祁山∧∧∧∧∧∧∧∧∧    ∧∧∧∧∧ 箕谷
   洮陽           ∧∧∧∧∧∧         ▲    ∧∧∧∧∧∧ × ∧∧∧  ∧∧    
             ∧∧∧∧               .    //  ∧∧   散関 ∧∧∧∧∧ ×∧∧
           ∧∧∧∧        ∧∧∧∧∧      | |    下弁     ∧∧∧∧∧∧斜谷 ∧
  ____________________________________________         ∧∧∧∧//    ○ ∧○   ∧∧∧∧     ∧∧
  ____________________________________________\  ∧∧∧∧∧∧   | |        河地  ∧∧∧∧(褒斜道)∧∧
     ○                \\            | | ○武都  ∧∧(故道)∧∧∧    ∧∧∧
    沓中   ∧∧∧∧∧∧∧    \\ ∧∧∧∧∧   \\  ∧∧         ∧∧       ∧∧
                         \\          ..\\       ∧∧  ∧沔陽∧  ∧∧  
                    ○陰平   \\         . |  ̄ ̄\ .∧∧∧×   ◎_____________________
                       ___________| |___  ∧∧∧∧ ~~ ̄ ̄\\    陽平関 ______________________


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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      そもそも諸葛亮は西進して来る魏軍に対し、
/!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       箕谷を攻撃して来た曹真の軍を趙雲と鄧芝に防がせていた。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      一方、迂回路を取って隴西地方を目指していた張郃と郭淮の軍には、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .街亭に馬謖と王平、列柳城に高詳を派遣し守備を固めた。
    `ヘ:ゝ    .'    小/         
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/          あえて決戦に打って出る事はせず、防御に徹する構えを取ったわけだ
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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678 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:27:22.79 ID:NNSub8Qo

    /.:.:.         \
    /:,:.:.:  /   ヽ    \
   /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`
  /!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ
 /イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }     
  N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j     彼は箕谷・街亭・列柳城の要害で魏軍を防ぐつもりだったのだろう。
   ヽム:.} ii;_j    ii;リ ル iレヽ      
      `ヘ:ゝ   _     小/        そして、魏の援軍が蜀軍の防戦に根を上げて撤退すれば、
        ヾ:{>、 _ ィ<}/|/        隴西以西と涼州は蜀の領土となる、と。
    _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_        .
  /| l:|   | ===|   |:l゙ヽ        しかし、この思惑は完全に外れた
  /  | l:l   l     l   l::l l       
  l  ヽハ    l    l  //  |

                                               ____
                                             /      \
                                            /   _ノ ヽ、_.\
                                          /    (一)  (一) \
           馬謖……                         |       (__人__)    |
                                          /     ∩ノ ⊃  /
                                          (  \ / _ノ |  |
                                          .\ “  /__|  |
                                            \ /___ /
680 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:30:55.90 ID:NNSub8Qo

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)                  .以前から疑問に思っていたのですが……
. |     (__人__)
  |     ` ⌒´ノ                   何故諸葛亮は百戦錬磨の張郃相手に、
.  |         }                   これが初陣の馬謖をぶつけたのでしょう?
.  ヽ        }            
   ヽ     ノ        \   
   /    く  \        \  
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \



                                                      ____
                                                    /     \
                                             .    /       \
  完璧人間に見られがちな丞相もただの人間なんだお。            / /) ノ '  ヽ、 \
                                               | / .イ '=・=  =・= u|
  贔屓にしてる人間に手柄を立てさせたかったとしか思えんお。          /,'才.ミ) (__人__) /
  後、この時点では張郃を軽く見てた気もするし……            .   | ≧シ'  ` ⌒´   \
                                              /\ ヽ          ヽ
                                         
681 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:33:15.35 ID:NNSub8Qo
【紀元215年11月 漢 益州 巴西郡】

            ,. -‐ 、‐--、 -- ─ 、‐ -、
           _ ,..-‐|   ヾ  ヽ    ヽ  ヽ.         あ
        ,.'/ , |     |、   Y     ト,、  l         ぅ
      // .::/  | |  ゝト_--- |-  ハ |三\!        あ
      イ ::/   j,.∧  ィ r:::ヾ|ヘ  |Y三三ヽ        ぅ
       l ::|  | イ|!r::i \ | ト _rO |! ,' ,ノ三三: )      あ   戦が終わったら、
       ゞ.::|  | cハ7   ` ` ´ //人! 三三::/    ヽ  ぅ   配下が十人くらいしか残っていないのです。
        `Yゝル         /jィ :::: )三::/ヽ   l ! ・
         |三ゞ小ゝ    _   '´ | \.,'三.イヽ :: \ _,ノ:! ・
        r_、 |三// /ゝ、 ´ _/ニz..∨  j/ヽ::::: \:: ゝ,.′・   僕の長い戦歴でも、
    (>    ゞミ\'  l `:フl´   ヽ\ ヾ:::: \::: \:::: ヽ.    ここまでやられた事はありませんよ?
      /j    /`'`   i|:::/ |    ∨ヽ__..-r::::\::: ` 、 ゙ヽ
            / /| /  jレ'  /ヽ.  ,.-‐ '´: : : :..:|\:::::\:::::ヽ  l
         / / l′ レ′ /   V: : : : : : : : __:| ::::ハ::::::: ヾ::|  l
          / / l   /   {i|   /: : : : ,、: : : L...| ::::| |::::::  ハ リ
       / /  ,′ '     |   <: : : < ィ : : :. : :| ::::| | :::::::::i V
         l !   i ハ    \  V`r- '' : : : イ、_リ_j :::::::/

曹操軍 将軍 張郃

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      ____              確かに張郃は名将だお。
    /_ノ   ヽ_\            
   /( ●) ( ●)\           でも、ここまでの対蜀戦に限れば、あんまりいい所がないんだお。
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\          張飛将軍と戦ってボロ負けしたのなんかいい例だお。
 |        ̄      |         
 \               /         張郃にすれば、慣れない地形で戦わされたのが大きいと思うけど、
                        逆に丞相にしてみれば、この一戦のイメージが大きかったのではないか、と

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682 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:35:05.24 ID:NNSub8Qo
【紀元219年1月 漢 益州 定軍山】


              _, -‐‐';;´;;;;;; _ ...'''' -‐===‐- 、ヽ
          ,, ( ) ̄;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,  ''';;;ヽ.
     ,,, -''' _,,, '"ヾヽ、 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''  '';;;;ヽ
  '''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ、 ヽ、 _ ;;;;;; _ ..... ---―‐--―‐‐ヽ
  , ´ _ `:::::::::::::,,::''''  ''゙`ヽ、 ___  , .,,,、ァー,--,-‐―_-_ゝ
 / /  `;;:::::,,''        '´ ----―・ナ´,゙〃シ  l
 i i. <  ;;::::;          ` ̄ ̄-‐´-___ュz.  `、
 ! ト 〈  ''::;              ´            /      夏侯淵さえ死ねば、状況は好転するでしょうな
 、ヽ`ー 、.l !                        __/
 :ヽ、ー゙'´ ,、                   ィ, ´, ´ ,,
 "'',,  ̄ 、、ヽ                    ,У、 ",,
 、 ,,""ッ, ヾ.、          ´ '‐=ニニニニ二チ./ ,:.:.:.,i  '',,                 _,. 一…ー- ._
 "'' ,,   '',,:.:`〒==ミ、        ._     l' /:.:.:.l|  ,,''              ,.r ´   __   \
    "'' ,,  '',,:.:.:.:`:.、 `〒===〒 ̄ヾ 、  / /:.:.::.:.i| ,,''              /    / '´___`丶、. ヽ
                                        .     /  ,. /  '´     `丶ヘ  ヘ
劉備軍 文官 法正                                /  ,./ f / ,ィ' |        ! | |
                                        .    ' <,/|  | l| / | l|    |  |  | N
                                            | /7 |  | 」 / | l|\  |、 |_ | |'|
     どうかしら?                               | | | l|  | ハト、_ヽ!  \l. x1| | / |
                                            | L|(|  | |'亡'ナ`    千t十! ル | |
     一番の大物を手に入れなきゃ……                  | l.| Ll|  N      、  ̄ |'|1 !
     あーあ、こんな事でどうするのよ                   . | l.l  ヽ !\    ,.-、   .イ / イ/
                                            ヽハ、| \ゝ|` 、   ̄_. ´/ へ'._′
                                            /{ | N、 !  l!   `¨´| レ′|.|.ト、
                                              |.| | ヽ|  l|>──<l     |.|.||
漢 左将軍 劉備(字:玄徳)

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      ____              
    /_ノ   ヽ_\             『魏略』によると、漢中攻防戦で夏侯淵が斬られた後に、
   /( ●) ( ●)\           劉備様はこう言って張郃を評価したらしいお。
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\         
 |        ̄      |         ただし、この話は魏延の長安強襲ネタと同じで
 \               /         魏側から蜀の人間の会話を記している点、信憑性が怪しいお
                        
                        
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683 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:37:26.73 ID:NNSub8Qo
【紀元200年頃 漢 冀州 鄴】

                /        `丶
                rー‐<::/ ン-―ー- 、   、 \
           {(こ 〆.:::/  ____ \ ヽ..::::ヽ
           __/'´/  〃7了.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ.j ::ヤ¬寸
         /,イ>/ .:::/,':::{:::::!:::::::::::::::::ヽ ::|:. ::::Vヽ_,イ
         レ/,イ ::/ :{:ハ\{ ::、::ヽ ::::::}::_|_: :::::l >::|
          {/::| :!{.::ィ'f坏ト\{ヽ ,><ム:!:::::::: Kヽ:ト、
            |::::ヽ::i:ヽi. r'_;メ  ヽ´ イ圷ハ|::::::::::|\/ヽ>
            |i:::::::トl::ハ.     ,    r';ン´j::::::::: l: V
            |i::::::::!:::: ヘ  {>ーァ   /:!::::::::/::/         あれ? 張郃じゃない?
            lN:ヽ:ヽ::',:::ヽ、ヽ _,ノ  ,.ィ::/::::::/ /
              ヾ /}::}八::::ヽ>.-‐か/7::/∨           あなたと一緒に戦えるのは心強いわね!
          r<¨ リ\`ヽ、\__ {  〉/イ l  )}
          f⌒ \ \ヽ  )' \ニニ∧ | |!彡ヘ
          |    \ ヽム    ヽ‐' .| | }ヘ,__,イ
         r-ヽ     ̄ )\     Vrj/ ̄ヽ ヽ
         |  \     // /)ミ ー-∨   / ̄ ヽ              ,. -‐ ¨ ̄ ̄ ̄` ー- 、
         |   (>―‐'/ /勺ヽ¨ア    /    }      .      /_               \
         |   \三三‐'ノ ^ヽ/   /-―一 '          /´     /      \ \  `ヽ,
                                        /  / / ./  /   |    ヽ 'v-、 '.
                                       f  〃  {  |〃   j | |   i  ヘ:.:.ヽ|
                                       | .//  ム---l、|    / ,| |   |   !.:.:.:ハ
                                       |/.:{   ´{ ー-ヽ| / //ナイ、  /   |:.:.:.:.:|
                                        |:.:l\  廴 __∨イ´     |/}X     j:.:.:.:.:j
     お互い昔の事は水に流すのですよ             ∨\ 下、´ ̄`     ==、 }   /:.:.:.:/
                                     .       ヾミ≧   '    _,/   /:.:.:.:/
                                            ハ \   ` ̄  _≧- /イ/:.:,.イ
                                          /  \ド> . _ ..>イ |イ/  |
                                     .      f    〃 /|   __,/ ∨イ||  |
                                           ル┬一 T´ ><´   / ̄ > 、|
                                         /  :|   /.:.;小:.:.:\ /  /   ヽ

────────────────────────────────────────────────

                        
      ____              ただ、こんな発言が出る理由がまるっきりないわけでもないんだお。
    /_ノ   ヽ_\            
   /( ●) ( ●)\           元々劉備様は公孫瓉陣営にいて、
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\          当初は袁紹配下にいた張郃の戦いぶりを見知っていた可能性が高いお。
 |        ̄      |         
 \               /         それと官渡の戦いの頃には、
                        両方とも袁紹の下にいたんだから面識はあったと思うんだお

────────────────────────────────────────────────
684 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:39:54.73 ID:NNSub8Qo

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)
  |     ` ⌒´ノ               子午谷云々の話と同じく、本当らしいウソと?
.  |         }               
.  ヽ        }                確かに劉備が張郃を警戒しているのなら、
   ヽ     ノ        \       そういった類の話が劉備から諸葛亮に伝わってもおかしくないはず
   /    く  \        \
   |     \   \         \    あるいは劉備の馬謖関係の遺言同様、諸葛亮がこれを無視したとか……
    |    |ヽ、二⌒)、          \


                                                 ____
                                                /      \
  当時の蜀に張郃の真の実力を知っている人間がいたかどうか……    / ⌒  ⌒   \
                                            ./  (ー) (ー) /^ヽ
  じゃなければ、丞相が弟同然に可愛がってた馬謖を           |   (__人__)( /   〉|
  わざわざ派遣するとは思えないんだお                   \   ` ⌒´  〈 / ⌒^ヽ
                                          ―――――――― \ _ _ _ )
685 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2010/01/11(月) 21:41:28.48 ID:NNSub8Qo

      / ̄ ̄\ ( ;;;;(
    / ._ノ  ヽ、\) ;;;;)
    |  (●)(●)/;;/
    |  (__人__)l;;,´|       つまり、今までの経過とあなたの話を総合すると……
    | ./´ニト━・' .l       
    | .l _ニソ    }          .①隴西地方に進軍して来る魏軍は勝たなくても防ぎ切れれば良い。
     /ヽ、_ノ    /          ②蜀側の視点から見て、この時点での張郃は名将とは言い難い。
    __/  /    ノ__          ③①と②を考慮すれば、実戦経験のない馬謖でもなんとかなりそうだ。
  / /  /       `ヽ.        ④せっかくだし、馬謖に手柄を立てさせてやろう。
  /´  ./       ,.  ヽ.      
  ト、_,/.       |、  ヽ   なんだか戦で負ける典型的なテンプレみたいですね
   |         |/  /   

                                                  ___
                                                /   ヽ、_ \
                                               /(● ) (● ) \
                                             /:::⌒(__人__)⌒::::: \
    はっきり断言できるのは、丞相の人選ミスという点だお        |  l^l^lnー'´       |
                                             \ヽ   L        /
                                                ゝ  ノ
                                              /   /

    /.:.:.         \
    /:,:.:.:  /   ヽ    \
   /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`
  /!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ
 /イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }     
  N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j     
   ヽム:.} ii;_j    ii;リ ル iレヽ      
      `ヘ:ゝ   _     小/        それでは、街亭の戦いがどのように推移したのかを見ていこう
        ヾ:{>、 _ ィ<}/|/        
    _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_        .
  /| l:|   | ===|   |:l゙ヽ       
  /  | l:l   l     l   l::l l       
  l  ヽハ    l    l  //  |

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やる夫が正史を書くようです 第十七回 中編

2012.03.16 (Fri.)
423 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2009/12/31(木) 15:31:03.72 ID:E8LoLako

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  | l; | |i_,i⊥-‐l-、  `      ´     l7ヽ、! ||   .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
  | |!.| ヘ |   ヽ         ,.-‐‐--、、,  |l ||   l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
  |、|i.|x‐,ゝニニ.',‐        ,.‐'i"´l`i`'''i`<|_l,.⊥  ,l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  「やる夫が正史を書くようです」第十七回中編ですわ。
   |゙ir'"i 'い,_ノ!`             ',. '. '‐/ '/ | ||  /;;;;;;;:::: ''''_,.-
.   ! i', ',   ,'           、'、_,/,.. / /| || /'''' _,.-‐'"  
   | i| ン';‐-‐''″    ';         ' ` /./ .| |! /ー'"、 ヾ  i  なお>>1は投下中、レスに応じる事はないので、
ヽ  'iハ //      l      // ノ /ン゙| | /  |ヾ  i  .  ご了承願います。
.|iヽ, ヾ、ヽ,                  /''| | ||/ヾ  | i  i 
j| ||\ `,ヽヾ、、     ー‐-‐一     //| |l レ|| i| i | |   .  それでは始めましょう
/ || |ヽ,ヽ`` `'';‐、     ̄     ,-r"///| i! / || ! |   i   i 
 ||  || l` |lヽヾ,.>`,':;- 、.,,,_,.. ;‐',"  {,ヽ〃|i/ /, || | ||   |   |
. ||  ||l ト、ヾヽ(  (´ |`フ/ソ-!|ヽ'  | ,) )|l|//. ||. | ||   |   |
〃 /l|| |ヾヾ、、|ヽ、`'‐// ! .| | ヽ,../,/|//〃 i.|. | |      |

やる夫が正史を書くようです 第十七回 前編の続きです。

424 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2009/12/31(木) 15:31:57.37 ID:E8LoLako
【紀元219年7月 漢 益州 定軍山】
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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          .,,/
425 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2009/12/31(木) 15:33:31.65 ID:E8LoLako

           /  ,,,, -‐ '''' " ̄""''‐-,,_  \
          /  /´,,-‐'' """""'''' ‐- 、. \  \
             ,l 〆Θ='''' """ ン フ''ミ=oァ `\ヽ  l
          〈 (;;''" _,, -‐'",,=,,゙"'‐、 ヽ::::\ ヽヽ |
          〉'  _ェ、'ゝ;"´l  `i '  l:::::::::::\`i|ン'
         /´-イ,"-,l  ` ,ゝ・‐´    i:::::::::, 'ニ、ヽ,
        `´   l l ・'           ゙''..:::':::`::}..l..            魏延、我々は成都に戻るが、
             i´ ヽ、テ          ,:: -――‐- 、    .       くれぐれも抜かるなよ?
              l   `  _.. -‐- 、 /;;;;;;;''''',, '':::::::::::`:ヾヽ、
             `、  , ',´‐ '"´´ /;;;;;;'''''  ,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,\\     二年か三年、準備が整い次第、
              `、. '´     .l;;;''''',,,,;;;;;;;;''';;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,'''';;;;;;ヾ.、    ここへ戻って来るつもりだからな
               ゝ    .::::|,/: : : : /`'';;;;> 、"''''''';;;;;;,,,;;;;;/    
            ,r'´;;;;;;;ヽ-‐ '':::" |: : : : :l;;;;;;'''''''',,,,,,,,,,,,;;;;;;> \;;ヽ
            ':::::. ;;;;;;;;;;;l i;;;; :::::l|: : : :ノ'',,,,;;;;;;;;;;;;'''''''"   ,,,,,,,,,,
           ..::: . .:: ;;;;;;;;;;lリ;;;;;;;;;;/: : : i;;;;;;;;;;''''''  ,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ;
          :: ::. .:::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : :/;;;;''' c  ,,;;;;;;;;'';;;;;;;; ; ; ; ; ; ;
                                                 ,.ィ:.`ヽ:´:.:./:.:.:.:.:.:`:.:.ー:..、:.:. ヽ
劉備軍 文官 法正                              /:.:.:.:.:.:.:.\//:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:`::ー.、:ヽ
                                          /:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:/ヽi:∧:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.;.:∨iヘ
                                            /:.:.:.:.:!:.:.:.l:.:. !ヾVノヘ:.:.:.:.:.l:.l :.:.:|:.:.:.:.|:.:.V:.:ハ
                                        /:i:.:.:.:.:|:.:.:.i:.:.:.|    }:.:!:.:.:l l:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:i:.:.:ハ
                                         |:.:!:.:|:.:.|:.:.:.|∨:!    ム升≧=ート、:. |:.:.l|:.:.:.:.:}
                                         |:.:!:.:|:.:.ト;.斗升ヘ    リノムミxノイ:.:.:!:.:.リ:.:.:.:/!
                                        ヾト;:∨∨Vj リハ          ,,ノイ:ノー:.':ト;/:.:|
     大王殿下の戦はこれからですものね。             ∨Vヘ ヾ         ヾ==彡' |:.:.:.:.:.:.:|/:.:.:.|
                                          \!:.ヘ.ミ='" ,         |:.:.:.:.:.j:.l :.:.:.:ト、
     最善の努力を尽くしましょう                      |:.:..ヘ    `          ハ:.:.:./:.!.:.:.:.:|:ヘ
                                                 |:.:|:ハ    ー ´     イ:./:.:./:./:.:.:.:.:i:.:∧
                                                 |!:.!:.:.:.:.:..、        /ノイ :./:./.:.:.:.:.: ト;.:.∧
                                                 |リ!、:.:.:.:.i!:.:.>.. _ .イ   !:/:./:.:.:.:.:.:.:.i: ヾ:.
                                                 |:.:.ハ:.:.:ハ/:/:.: j     /:./:.:.:.:.:.:.:.:.l::7ー
426 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2009/12/31(木) 15:34:24.57 ID:E8LoLako
【紀元228年春 蜀 益州 定軍山】
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :  : : : :  : : :  : : : :  : : : :  : : :  : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
 : : : :  : :  : : : : : :  :               : : :  : : : :  :  : : :  :  : : : : :  : : : : : : : : : : : : :

: :  : :  : : : : : :  : : : : :  :  : : :                : : : :  : :  : : : : : :  : : : : :  :  : : :  : : :
: : :   :                   ,,∧        : : : :  : :  : : : : : :  : : : : :  :  : : :  : : :   : :
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               ,/ヽ、.、/'″::::::::::::::::\
             .,/:::::::::::::::       :::::::\
            /     .、 ::::::::ヽ   :::::::::::^''゙\
           _r'′    ,,/  :::::::::\     ::::::::::\..;:''''"~ ̄~`''-、__,,....;:''''"~:''''"~ ̄~`''
         ._/      .´       .゙''-、   .‐、_::::::::::\
..;:''''"~ ̄~`'' ./         ::::::::::::::::ヽ       :::::::::.'ー.゙''\
      _,/′ ::::::::::::::::            ::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::
  .,,,/ヽ      ,/'
  ″         .,/::::::::::::::::    ′                 ― あれから時が流れて、色々な事があって
          .,,/
427 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2009/12/31(木) 15:35:43.77 ID:E8LoLako

                      _ __ _
                  _,、-ー''´:._,、-:ー`、-、,
                /:.:.:,、-'´:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ:.:.:>'"`:.、
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              ∧∨:./:.:.:./:.:.:;':.:.:.:.:∧ヘ/i:.:.i.:.:.:.i:.:.:.ヽ
              ∧:.|!:.:.!:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.:!´`'"´`i:.:.l:.:.:.:l:.:.:.:';'.,
                }:.::.|i:.:.|:.:.:.:.|i≦廴リi:|    |:.:リ:.:.:.|:.:i:.:.!:.i
             {:.:.:.:|:|:.:|:.:.:升i:.:.!i:.:.ハj    辻≧:/:./:.:.i:.:!
             lヘ/ヘハ、:| ` ̄´ ′   i/'廴;ノ//:ハリ
             ,'i:.ヘ(|:.:.:.:.:.:| ヾ==''′    ′´"∧::/.:ノ
            ,':i:.:.:.:l|:|:.:.:.:.:|         ヾ=ゞ/ソノ
            ,':.:|:.:.:.:l!:l:.:.:.:.:.l        ′  /:.l: |     (九年も経っちゃいましたよ? 法正様?)
            /:.:.:!:.:.:.:.!:l!:.:.:.:!:!、    ` ー   /:.:.|i.:|
            /:.:./|:.:.:.:.:!:.i!ヘ:.|i| \      <:.:.//:|
            /:.:/:.:|:.:.:.:.:.:.:i:.:.ヘ   ` ー <|:.リ:|:.:.://i:.|
        < ̄`ヾハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ      ト、ヽ∨|:.//:.:!.:|
       /´  ヽ : : ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ、_,、-"¨'ーヘ_i:.|/':.:.:.:.':|_
        /     i、: : ::ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\_,、-"゙ー、,∨:.:.:.:.:.:.:.!i`ト、
     イ       ! ',: : :::ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ: : : : : : :i:.:.:.:.:.:.:.:.:|: i ヘ
     / i       i ',: : ::::ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ: : : : : :|::.:.:.:.:.:.:.:.|:.i ヽ

蜀 漢中郡太守 魏延
                                               ∩___∩ 
                                              | ノ      ヽ 
                                              /  ●   ● | 
                                              |    ( _●_)  ミ 
    魏延将軍!                                  彡、   |∪|  、`\ 
                                            / __  ヽノ /´>  ) 
    丞相がお呼びクマー!!                        (___)   / (_/ 
                                             |       / 
                                             |  /\ \ 
                                             | /    )  ) 
                                             ∪    (  \
                                                   \_)
428 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2009/12/31(木) 15:36:36.28 ID:E8LoLako

                              _,.-ァ―、
                        .. -ァ‐ 千/ ´l  / |-、
                       /   / | l || i{ イ} ヘ ヽ、
                         ,/   _,ハ. ト斗l士トlヽト、ニ} ヽ\
                     }、`三 ハ{トィVr示ミト`  _V リ !| !. l
                   _ 小.Y´/   !| `迯j{ `  rミ}イ リ ハ }
            _ .. ―  ̄ イ /レ/ /   {       叉ソイjノ /′
     .. -‐   ̄      /  //イ /!  |、\   、 _ 个 、
  ,  ´    _. ―    /   // {{ | ハ{ ト{ ー-  - `ハ 、_`ー_、
/   _. - ¨         / /  ハヽ|小ーヽ     ,イ、 \_ `
  . -      /      , ‐/ rz‐{.   ヽト 、    r‐┬ヘ \ー ´ ̄
´ _ _ ― ´     .  ´ / /-  ヽ ー- \_\ /、 \   ̄
― . - ´      _.  ´    /.イ    `\     ̄ ̄ ` ー-ミー  ___ .. ィ´
´    _.. - ´     ,.ィ' / /     ト`ー、--┬、_ー_-ヽ、  ―=---‐ァ´
              // l /      l ` 弋=ミ-、 ヽ.r代‐、ヽ.ー=---‐_´
 /        / /   }ノ       ∨   \ `ーミ‐ヾ. ヽ\ヽ  ̄´
/          ,イ /  /         }  ノ  ` ―-、\{!. ト. _リ--z___
          / { l7ヽ _}         /ノイ       \`ヽ!∨ ´  _. --―`ヽ
         /  〉、!  リ        /           rー、| l! _.∠ -=、
       /   / |   ,′         ,′           j'__ {_l-く´_
      イ    {  !  /           /`ヽ           ー-ァjr'、イ´.. -―`ヽ
    / | l    |  ハ       | /   ト   ,∠ -ィfー‐´┬/ A弋´
    .  | |    | ハ     l  |ハ  ヽ._ ノ.. -‐┴' 了¨ 7 /‐!}ヽ.ヽ--_--__ _
   l   ! !    ∨       |  |   、  /フ´ /´   | / {  `l \\ ̄ ー ミ`
429 :1 ◆ZXqVVWPHtc [saga]:2009/12/31(木) 15:38:02.61 ID:E8LoLako
                                                .. ..: ,,.::..,.,,::,;;::,::,,;;,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                     .. ., ..  ..:.  ... ,.. .. . ..,...::,,::.:;:;;:..:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                           ..    .:..::..,....::.,.;:;..,:.:;;:,,.;.;::;:;;:;;:,;,,;:;:;;;;;;;;;;;;;;,;,;;;;;;;;;;
                                                  ..;.: ..,,:;:.,,;:;.:;.;.:;::,.:;:;.:;:;:;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                       、              .. .,..::,:,:,,;:;::,,:;.:,,;:;:.:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                                         .,.,,....::;:;;.,:;:;;.,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;
                          ― ようやく、私の戦が始まる ―              ,,.::.:;:;;:.:;,;;:;;;;;;;;;;;;;;;
                                         .. ., ..  ..:.  .    ..  ,,..  .,...,,,..,,::.:;:.:,:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;
                                    ..  .   ..       ,    .. .. .,,.. ..;:..,,.::;..,,;:.:;.,.;:,.:;,;;;;;;;;;;;;;;;;
                                           ..  :;;  :; :::.. .,.,,.;.:;..,:.:;..:.,.:...,.,..,,.:.,:.,:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                                .. ..: ,,.::..,.,,::,;;::,::,,;;,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                                             :;;  :; :::.. .,.,,.;.:;..,:.:;.:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

“やる夫が正史を書くようです 第十七回 中編”の続きを読む

やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十四話 後編 3

2011.06.18 (Sat.)
768 名前: ◆QCBKg5.Ms. :2011/06/08(水) 22:03:32 ID:EJjTDM.k

【2-C教室前 福引きへ……】

___________________________________
                        ┌────────────┐
============================  │   福引きやってます    .│
       |゚ ̄ ̄ ゚̄|       | └────────────┘
┌──┐   ̄ ̄ ̄~' ┌──┐ |    |┌───┐|┌───┐|2-C|
│====│   □ □   │三三│ |    |│/./ . │|│/./ . │| ̄ ̄
│三三│   □ □   │三□│ |    |│/  /│|│/  /│|     __
│[][]::::│   □ □   └──┘ |    |└───┘|└───┘|     |!┏゚|
└──┘      l三三!     |    |:[l         |         l]:|     ||⌒||
============================:   |          |          |     ||消||
                            |          |          |     ||〓||
                            |          |          |      ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     __
                   /..::::::::::::::..\
                  /..:::::::::::::::::::::::::.\
                /..::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\   (……こんだけ気がきいて、人の相談にも乗ってんだから、
                | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |    少しぐらいフラグが立って欲しいもんだお)
                \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
                ,. -‐'´..:::::::::::::::::::::...`丶、
               ノ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....ヽ

やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十四話 後編 2の続きです。

“やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十四話 後編 3”の続きを読む

やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十四話 後編 2

2011.06.18 (Sat.)
444 名前: ◆QCBKg5.Ms. :2011/06/03(金) 00:05:33 ID:EJjTDM.k

【14話後編の後編】

______________________
  ロ   ◇     ロ   ◇     ロ   ◇     ロ
 (( ))  ◇     (( ))  ◇     (( ))  ◇     (( ))
  ロ  ◇      ロ  ◇      ロ  ◇      ロ
     ◇        ◇        ◇
      \  \           | |__//::::.         /  /    /
.         \  \         ̄          /_/  ̄ ̄ ̄\
         ||   \              /::::::::::::::::::::::::::     \
         || |\. \.           /  |::::::::::::::::::::::         \
         || | |.\, \____/l二l |::::::::::::::::::         /
         || | |  ||  |      |  |:::|  |::::::::::::::         /
         || | |  ||  || ̄|   .|  |:::|  |::::::::::::         /...:
.          ̄ ̄    ̄ ̄   !l  |   .|  |:::|  |:::::::::      /...::::
                /.  ̄ ̄ ̄ \ l:::|  |::::::::      /...:::::::
   _           /           ヽ:|  |::::::     | |:::::
   /|         /                \|::     | |:::::       __
     |         /                  ̄ ̄ ̄ ̄| |:::     ___|
     |.      /      ____                | |:    ___|\ ヽ
     |   /     /⌒  ⌒\                ヽ|__|\ ヽ
               /( ●)  (●)\
          /::::::⌒(__人__)⌒::::: \/⌒)
          |     |r┬-|     | ノ
         __\      `ー'´     //    お~……
       (⌒               |_,,,ノ
          ""''''''ヽ_         |
            |           |
            |         |
            i      ̄\ ./
             \_     |/
             _ノ \___)
             (    _/
             |_ノ''
445 名前: ◆QCBKg5.Ms. :2011/06/03(金) 00:06:00 ID:EJjTDM.k


        ,.━、,.━、||‐,.━、,.━、        ,.━、,.━、||‐,.━、,.━、
.          { (⌒} (⌒}||{ (⌒} (⌒.          { (⌒} (⌒}||{ (⌒} (⌒}
        `━'`'━'. ||.`━'`'━'′       `━'`'━'. ||.`━'`'━'′

________   ________.    | ̄ ̄| |
| //. .:; ||      ||   |   |.  |.  |  |   |    | |. l二| ̄ ̄|| ̄ ̄|
|.//   .||      ||   |   |.  |.  |  |   |__| |   |    ||    |
|     ||      ||   |   |.  |.  |/  ./.    |   |    ||    |
|     ||      ||   |   |.  |/    /       \.  |l   . ||    |
|     ||      ||   |   | /    /   /(o)    \|    ||    |
|     ||      ||   |  /    /    / ,/      \  ||.   ]|
|      〔i|      ||   |,/    /     /   |        \||    |
|     ||   // ||       /     (( (__ノ         \  |
|     ||.  //./      /                          \,|
|     || . /      /                             \
|     ||/     /   ∧,,∧  ∧,,∧           .___
|    ./ '       /  ∧ (´・ω・) (´・ω・) ∧,∧     /    /|
|   /        /  ( ´・ω) U) ( つと ノ( ´・ω)     | ̄ ̄ ̄|  |
|,/        /    | U (  ´・) (  ´・) と ノ      |      |  |
        /      u-u (l    ) (   ノu-u      |___|/     ____
      /           `u-u'. `u-u'                    / ;;;;;;;;;;;; /|
    /                                        | ̄ ̄ ̄|;;|
.  /                                       ∧,,/|;;;;;;;;;;;;;;;;|;;|∧
./                                        (´・ω|;;;;;;;;;;;;;;;;|;;|・`) ∧,,∧
                                      ∧,,∧ l  つ ;;;;;;;;;;;;;|と_ ノ(ω・` )
                                     ( ´・ω∧,,∧|;;;;;;;;;;;;;;;;|;;∧,,∧ とノ
                                      | U (  ´・) ̄ ̄ ̄(・`  )u-u
                                      `u-u(l    )     (    )
                      .|~!~l~~|~i|               `u-u'      `u-u'
                      .| | i ill|
       ロ日ロ□ロ          |___|
    __ |´・ω・`|__    __|´・ω・`|_
   /     ̄♀ ̄   \  / _,    ̄⊂二二)
   |  i          ヽ、_ヽl |        |
   └二二⊃         l ∪  |          |
     |   ,、___,    ノ    |    ,、   |  υ_⌒_ゝ
     ヽ_二コ/   /     ヽ  / \  /   (Å) ヽ
   _____/__/´     __ヽノ____`´    UUυυ~
446 名前: ◆QCBKg5.Ms. :2011/06/03(金) 00:06:30 ID:EJjTDM.k

         マヘ        |: :l|                   |! :|           //l!
          マヘ       |: :l|                   |! :|          //: :.||
             マヘ.       |: :l|                   |! :|         ///|: :||
            マ/::ニニニ|: :ll ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ |! :lニニニニニニ ///: :| |l/
            l 「 ̄ ̄.| l|                  |:: ::|     .|! :l      ///: : : : .!/./´
            | |    | l|                  |:: ::|     .|! :|   ,// .|l : : : :.//´
            | |    | l|                  |:: ::|     .|! :l ,///| ||: : //:´:!
            | |    | l|_____________| : ///: :| |l//'´|:::::|!
     __     | |    |_ィ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::::://: : : : .|//   . |:::::|!
      // !\     | |     ./:/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l |: :!!: : : : //,    |:::|!
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    //!|::::|: :l::|::;:\ └―./:/ l l| : : : : : : : : : : : :|  |: : : : : : : : : : : : |.|: :|l//  /!:!    |:::::|!
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//!|::::|:: /三三三三三/:/ l l l l/::| |              ||    .  |  |::|/..: : : ::|:|   |:::::|!
/::::|::::!:/ニニニニニ /:/ l l l l/: ::| ||……キタレプエタンカー! .||      |  |::| . : : : : : !:!    |:::::|!
::l: :|:::l/ニニニニニ /:/ l l l l/ : : | ||                 ||     |  |::|.:: : : : : ::|:|   |:::::|!
::l: :l::/ニニニニニ /:/ l l l l/:: : :::| ||トクベツゲストニ、       ||     |  |::| : : : : /}:!    |:::::|!
::|: :/二二二二二/:/ l l l l/:: : : :::| ||ノーマン・アボットセンシュヲ…||     |  |::|.:: :://|:|   |:::::|!
::|:/二二二二二[_].l l l l/:: : : : :::| ||                 ||     |  |::|://.: ::|:|   |:::::|!
::/二二二二二 : | | l l l/::: : : : : ::| ||                ||     |  |:{ / : : : ::!:!    |:::::|!
/二二二二二二:| | l l/:: : : : : : ::[二二二二二二二二二二二二二二]  |::|:: : : : : :::|:|   |:::::|!
二二二二二二 | | l/:: : : : : : : :::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::l :|  |::|:: : : : : :::|:|   |:::::|!
二二二二二二 | |/:: : : : : : : : :::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::l: |  |::|:: : : : : :::|:|   |:::::|!

          ____
         /⌒  ⌒\
       /( ●)  (●)\
      /   (__人__)   \
      |              |  ああやって準備してるの見ると、
      /     ∩ノ ⊃  /   文化祭気分が盛り上がってくるお~。
      (  \ / _ノ |  |
      .\ “  /__|  |   (なんの準備してるのか全然わかんないけど)
       |\ /___ /
       |          ノ
       ヽ   y    /
        \ /     /

やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十四話 後編 1の続きです。

“やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十四話 後編 2”の続きを読む

やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです おまけ

2011.03.26 (Sat.)
210 名前: ◆QCBKg5.Ms. :2011/03/20(日) 18:32:33 ID:4Ka4n4Kw

【夏休み中のある日】

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::( ):::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::| ̄|三| ̄ ̄ ̄|\:::::::::::::::::::::::
     TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTヽ           l!
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\iヽ         |l| __i|li
      | ̄|| ̄|  |  | |  | ̄|| ̄|  | ̄|| ̄|  .|  \iヽ::::::::    _,i゙,`:、
      |_||_|  |  | |  |_||_|  |_||_|  .|   \i:::::::::::::::::l´ ̄`ヽ ) :l.
    _____|  | |_________.|     |::::::::::::::::::::::!i   ;li   ::::::
    _____|  |.|_________|      |::::::::::::::::::::::::::::i!| |i   -^゙-、::::::::
      | ̄|| ̄|  |  | |  | ̄|| ̄|  | ̄|| ̄|  .|     |____   ノ:::::::::::::::::::::::::::゙-_::::::::
      |_||_|  |  | |  |_||_|  |_||_|  .|     |     ..|\ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
    _____|  | |_________.|     |LlLl LlL |  i:::::::::::::::::::;;;;;;::::__,,-''~i、
    _____|  |.|_________|      |======= | ゞ:::::::::::::::::::::::|.レ/:::::::i
      | ̄|| ̄|  |  | |  | ̄|| ̄|  | ̄|| ̄|  .|     |LlLl LlL | ヾ_:::::::::::_,,-''ソ/::::::::::;/
      |_||_|  |  | |  |_||_|  |_||_|  .|     |======= |  |゙-、_::: i;;;;//::::::::,-'~
              |  | |               |     |LlLl LlL |  |   ゙ヽy /_,,-''~
             | ̄| ̄|        | ̄| ̄|   |     |======= |  |    |i:|
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |  |        |  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             |  |  |        |  | 【ヴィップ市立ニュー速高等学校】
             |  |  |        |  |
             |  |  |        |  |
             |  |  |        |  |
 ______|_|/          |_|__________________

やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十二話 後編の後に投下された内容です。

“やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです おまけ”の続きを読む

やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十一話 前編

2011.01.21 (Fri.)
322 名前: ◆QCBKg5.Ms. :2011/01/18(火) 23:38:07 ID:jtzpciVA

【10話終わりより 八月開始日・午前の練習】

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             |  |  |        |  | 【ヴィップ市立ニュー速高等学校】
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   | | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ∧_∧  「終わり」の無い追試……
   | |  ̄\ | |  =〕=〕| |  =〕=〕| |  ̄\ | |(・∀・ )  それは留年へと続く道。
  \|_|======|_|======|_|======|_|======|_⊂    ヽ
                           \   )
    ヽ二二二二二二二二二二二二二二二(__)_)二二
     ヽ二二二二二二二二二___二二二二二二二二二二二
      ヽ二二二二二二 . ´   `ヽ二二二二二二二二二二二
            └┘  i i lィノ从lリ└┘         └
                 ヘ,,,,! ゚ ー゚ノ,!  甘いっ!
                  /デ介゙テヽ  その道は既にわたしが通過した道だっ!
                 (_く=大=>"
                   (_ハ_)
323 名前: ◆QCBKg5.Ms. :2011/01/18(火) 23:38:29 ID:jtzpciVA

【バスパート練習教室・パート練習中……】

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                                |\                ノハ__,ィ{. ,
                         , - -   /  \             〃   `ヽ ‡
      __                  /  (● ● /  / ̄             i  i、ノ从ハ,ヨ
  }`n´{.  ヽ´|\              ゝ  (__人)/  '' ⌒ヽ             | ! { ゚ ヮ゚(.┃ )
   心イi!i!i!i!iリ/  \            ハ    ゙=彡/@@ ノ             |  l`つ-,)廾(,―
  ノ人(l ゚ ‐゚= .'⌒, ̄             |    つ ⊂⊃/              ノ从ノ_ノ (. ┃ )  -,_ _、,
  (.(  (  つ/ @/              人    \ ___ノ __)    |\     ー=彡くん、j_`' | '´  )/ノハミ‡
   `. /_j_j|ヽ___ノ               元し ̄ J   〃 -┴-  /  \               ζ ゚∀゚),ヨ
     元 じ'フ   /ソヘヘ  |\               {{ li j八ノハ/  / ̄  ___    |\       √¨l (.┃ )
           'v==0w`/  \              リ八(i.゚ー゚= ''⌒ヽ. ´   `ヽ/  \     / つ-)廾(,―
           (  ゚∀゚= .'⌒, ̄             (( ( ( つ//@@ ノ i i lィノ\/  / ̄     ム-ノ /(. ┃ )
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           .L  ヽ___ノ  . '´  `ヽ  |\                / テつ /@@ ノ
            元 ∪∪   i ノ_ノ人.〉 /  \              く=大\ ___ノ
                   | (lゝ ゚ -゚= . ' ⌒, ̄              元(__)(__)
                   ノ/iヽ∀7つ/ @/
                   ( (. //_l_|ヽ___ノ
                     元しソ

やる夫達は吹いて奏でて楽しむようです 第十話の続きです。

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